公安省社会秩序犯罪捜査警察局とハノイ市カウザイ区ジックボン地区警察の合同チームは18日、恐喝事件の容疑者が振込先に指定した銀行口座から現金を引き出した男を逮捕した。
警察の調べによると、この男はルオン・バン・タイ(24歳)で、今年1月初め国内大手乳製品メーカーの牛乳パック2つに農薬を混入した後、同社のホーチミン本社に郵便で送りつけ、1億ドン(約50万円)を指定する銀行口座に振り込まなければ農薬入り牛乳を市場にばらまくと脅迫した。
同社は脅迫の事実を警察に通報するとともに、17日に3500万ドン(約17万円)を犯人の指定した口座に振り込んでいた。タイ容疑者はパソコン購入費や遊興費として金が欲しかったと供述している。