ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

タイニン省:校門前の移動販売店でスシを食べた生徒らが食中毒疑いで入院

2022/12/05 03:07 JST配信
(C)vnexpress
(C)vnexpress

 東南部地方タイニン省保健局食品安全衛生支局の1日の発表によると、タイニン市内のボーティサウ小学校やキムドン小学校および幼稚園などに通う生徒・園児ら10人が、校門前の移動販売店で売っているスシを食べた後、食中毒とみられる症状を発症して入院した。

 生徒・園児らはKTTファストフード(KTT Fastfood)の移動販売店のスシを食べた後、体調が悪化したとされる。食品安全衛生支局の調査によると、同店舗では、原産地や賞味期限が不明の食材を使用していた。

 問題の店は、D・V・Kさん(男性・25歳)が店主を務める店舗で、タイニン市ヒエップニン(Hiep Ninh)街区に位置している。Kさんは移動販売店を組織して、多くの学校や幼稚園の前で販売しており、タンチャウ(Tan Chau)郡の工場から、◇スシ、◇ホットドッグ、◇ハンバーガー、◇サンドイッチなどを仕入れて売っていた。

 食品安全衛生支局は、Kさんの店舗がインフラや設備などで食品ビジネスに関する条件を満たしていないことを確認するとともに、原産地や賞味期限が不明の食材を使用していたことを突き止めた。

 しかし、食中毒騒ぎの後、仕入れ元の工場が突如閉鎖されたため、食品安全衛生支局はサンプルを採取することが出来ておらず、同局は現在、タンチャウ郡人民委員会に調査の支援を求めている。サンプルの検査が終わっていないため、現時点では食中毒が原因と断定できない。

 これに先立つ11月25日、ボーティサウ小学校に通う数人の生徒が朝食後に、吐き気やめまいを訴えて病院に搬送された。その後、保健センターには、同様の症状でキムドン小学校と幼稚園の生徒・園児が運び込まれたため、食中毒疑いの患者は合わせて10人となった。

[VnExpress 10:48 01/12/2022, U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム航空、顧客データ流出でパスワード変更呼びかけ (6:22)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は14日、世界的なデータ流出事件を受け、マイレージプログラム「ロータスマイル」の会員に対し、パスワードの変更を呼びかけた。

25年1~9月期のバイク販売台数、前年同期比+0.7%増の191万台 (5:33)

 ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2025年1~9月期におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前年同期比+0.69%増の190万6023台だった。  7~9月では、前年同期比▲9.37%減の62万1732台だった...

ベトナム人画家の作品、世界最大の一枚板漆絵としてギネス認定 (5:02)

 ベトナム人画家チュー・ニャット・クアン氏が描いた作品「独立宣言を読むホーおじさん(Bac Ho doc Tuyen ngon doc lap)」がこのほど、「世界最大の一枚板の漆絵」としてギネス世界記録に認定された。  共産...

503人の戦争烈士と100人超の「ベトナム英雄の母」がいる小さな村 (12日)

 南中部地方ダナン市ディエンバンドン街区(旧クアンナム省ディエンバン町ディエンナムバック街区)カムサー村の人々は、白い砂丘が広がる田舎の風景と、かつての爆撃の焦げた匂いを今も覚えている。戦争を経験し...

鐵商、ベトナム現地法人をダナンに設立 (4:04)

 鉄鋼製品や鉄鋼原料の販売を手掛ける鐵商株式会社(東京都中央区)は10月、南中部地方ダナン市に同社100%出資のベトナム現地法人を設立した。同時に、ベトナムのほか、インド(ムンバイ)とバングラデシュ(ダッカ)...

オリナス、地場マーケティング企業と提携 ベトナム進出支援で (3:02)

 SNSマーケティングや海外販促・マーケティングなどの事業を手掛けるオリナス株式会社(東京都港区)は、地場マーケティング企業のアルファ・エンタープライゼズ(Alpha Enterprises、ホーチミン市)との間で、業務...

ハノイ:「日本秋祭り」、10月18日・19日開催 国際交流基金 (2:37)

 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは10月18日(土)・19日(日)の両日、「日本秋祭り」を、ハノイ市の同センター(27 Quang Trung, phuong Cua Nam, TP. Ha Noi)で開催する。開催時間は両日ともに8時30分か...

ベトナム人消費者の47%が食品購入で価格を最重視、PwC調査 (14日)

 大手国際会計事務所の英系プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が実施した調査によると、ベトナム人消費者は価格に対する関心をますます強めており、デジタル技術を積極的に受け入れつつ、健康志向にも敏感...

地場ソビコ、ホーチミン市メトロ4号線開発で覚書締結 (14日)

 地場系コングロマリット企業(複合企業)のソビコ・グループ(SOVICO Group)はこのほど、ホーチミン市人民委員会との間で、同市都市鉄道(メトロ)4号線(ドンタイン〜ヒエップフオック都市区間)の開発に関する...

ホーチミン市警察、「デジタル市民キオスク」を初導入 (14日)

 ホーチミン市警察は、市民らが住宅区にいながら行政手続きや公共サービスをオンラインで利用できる「デジタル市民キオスク」を初導入した。キオスク第1号は10日、ビンチュン街区の高級マンション「ダオキムクオ...

ランソン省党委書記ギエム氏がソンラ省党委書記に転任 (14日)

 政治局の決定を受け、東北部地方ランソン省共産党委員会のホアン・バン・ギエム書記(2025~2030年任期)が15日より、西北部地方ソンラ省共産党委員会の書記(2025~2030年任期)に転任することになった。  ギ...

ハノイ:メトロ2A号線、先端技術実証試験で無料乗車キャンペーン (14日)

 ハノイ市の都市鉄道(メトロ)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は、米クレジットカード大手ビザ(Visa)と連携し、2025年10月30日までの期間限定で最新技術の活用による無料乗車キャンペーンを実施している。...

訪朝のラム書記長、中国首相・ロシア与党党首と会談 (14日)

 朝鮮労働党創建80周年記念式典と越朝外交関係樹立75周年(1950~2025年)に合わせ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記 兼 国務委員長の招きにより、同国を公式訪問したベトナム共産党のトー・ラ...

鉄道人材育成開発計画、35年までに10万人育成へ (14日)

 レ・タイン・ロン副首相は9日、2045年までを視野に入れた2035年までの鉄道人材育成開発計画を承認する首相決定第2230号/QD-TTgに代行署名した。  同計画は、鉄道分野における人材を体系的に整備し、高度な...

伊バイク大手ドゥカティ、ベトナム正規販売代理店を変更 (14日)

 イタリアの高級バイクブランドであるドゥカティ(Ducati)のベトナム法人ドゥカティ・ベトナム(Ducati Vietnam)はハノイ市で11日、新たな正規販売代理店「チャムアイン・モータースポーツ(Tram Anh Motorsport=T...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved