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- 空港ターミナルに迷い水牛が出没
- 空港周辺には森、サルや犬の目撃談
- 動物の侵入を防ぐ対策が必要
22日昼頃、ハノイ市ノイバイ国際空港の第1旅客ターミナルの2階に水牛が迷い込むという珍事が発生した。小雨が降る中、車両が乗り入れるための坂道をのっそのっそと歩く黒い影を見つけた人々は一様に驚いた表情を見せた。
地元紙の取材に応じた北部空港局の代表者は、この日、珍客の到来があったことを認め、空港警備隊を動員して、直ちにターミナルからお引き取り願ったと話した。空港周辺には、多くの家畜が放牧されているが、不運なことに群れからはぐれたであろう1頭の水牛が迷い込んでしまった。
ノイバイ国際空港には、動物の侵入を防ぐためのフェンスが張り巡らされているが、ボーグエンザップ(Vo Nguyen Giap)通りから第1旅客ターミナルまでの道路にはフェンスがなく、バイクの侵入禁止の標識があるだけだという。
空港周辺には、森もあるため、動物がよく出没する。警備員は以前、空港のフェンス付近でサルや犬を目撃したことがあると話した。空港当局は今回の珍事を受けて、交通と航空の安全、首都の玄関口である空港のイメージを守るため、家畜の管理を人々に徹底させるよう、各自治体に文書で要請した。