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- 「無人の世界」「何日もさまよってる」
- 男性が「釣り」目的で虚偽情報を掲載
- 召喚先は異世界ではなく警察署
北中部地方クアンビン省警察サイバーセキュリティ・ハイテク犯罪防止部は1月23日、ホーチミン市警察と協力して、同市在住の男性ティックトッカー(TikToker)を虚偽情報を流布したとして召喚したと明らかにした。
この男性は、クアンビン省ドンホイ空港で撮影した動画で、再生回数と「いいね」数を稼ぐ目的で虚偽情報を投稿して当局に処分された。同省警察は最近、問題とされている複数の動画が、ティックトック(TikTok)やフェイスブック(Facebook)など複数のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿されているのを発見。
動画内容は、「誰もいない世界に迷い込んだ」、「ここは安全な場所なのか?」、「もう何日もさまよっている。食料と水を探している」といったもの。動画はネチズンの間で話題となり、憶測に基づく様々なコメントが多数寄せられた。
当局は問題の動画を投稿した人物をホーチミン市11区在住のN・T・T・Nさん(男性・23歳)と特定。異世界ではなく、警察に召喚された同氏は、「釣り」目的で虚偽情報を掲載したと認め、警察は問題の投稿を削除して、同じことをしないよう約束させた。なお、同氏は自身のSNSアカウントで動画の削除を報告し、謝罪コメントを発表した。