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南部メコンデルタ地方カントー市在住の男性(53歳)が、ハノイ市のベトドク(越独)友好病院で、大腸の一部を用いた消化管の再建手術を受けた。男性は約1年前にトイレ用洗剤を誤飲し、重度の化学熱傷により胃を全摘したほか、口腔から下咽頭にかけて完全に閉塞し、自然に食事を摂取する経路が失われていた。
同病院のグエン・スアン・ホア医師らは、ハノイ市の中央耳鼻咽喉科病院の専門医と連携し、下咽頭の右側の梨状窩(りじょうか)を経由する新たな食事経路を構築した。さらに食道を再建するため、患者自身の結腸の一部を切除して移植し、上端を梨状窩に、下端を小腸へ接続する極めて複雑な手術を施した。
約5時間に及ぶ手術の後、医師らは大腸と梨状窩、大腸と小腸、大腸切除後の接続部分という3か所の吻合部(ふんごうぶ)を慎重に管理した。手術から約1か月で全ての吻合部が良好に回復し、患者は約2か月の嚥下リハビリを経て、現在は口から水を飲めるようになり、徐々に食事の摂取を再開している。

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