2日、カインホア省ニャチャンのビンパールリゾートで、リゾートとニャチャン市を結ぶロープーウェイが着工した。同リゾートは、ニャチャン市内の船着場から船で約10分のチェー島に位置するソフィテル(フランス)系高級リゾート。従来は市内との連絡手段が船しかなかったが、ロープーウェイ誕生により、市内中心部や海上との風景を眺めながらの移動が楽しめるようになる。
このロープーウェイは、総工費1,050億ドンをかけて建設されるベトナム初の海上ロープーウェイとなり、全長は東南アジア最長の3310m。高さ45mの海上支柱部分はエッフェル塔の形を模し、総キャビン数は47(1キャビン定員8名)、エネルギーに太陽光を使用する。ニャチャン市内ヴィングエン地区のフークイエコリゾートと、チェー島ヴンメ港を、片道9分20秒で結ぶ。運行開始は2006年10月を予定している。