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ホーチミン市保健局は23日、ベトナム国内で生産・販売されているしょうゆ製品の発がん性物質3−MCPD(モノクロロプロパンジオール)の含有率を調べた結果とメーカー名を公表した。それによると、14製品中10製品から基準値を超える3−MCPDを検出した。タンパク質含有量(N値)の高いものほど、3-MCPDの含有率も高い傾向が見られたという。保健局は違反各社に1億ドン以下(約75万円)の罰金を科し、違反品の全品回収と廃棄計画を立てるよう行政指導した。
基準値を超えていたしょうゆメーカーは、含有率の高い順に▽Nosafood▽Nam Duong▽Dong Phuong▽Thai Dai Loi▽Thai Chan Chanh▽Lam Thuan▽Truong Thanh▽Loi Ky▽Huong Nam Phuong▽Song Ma−の10社。
3-MCPDが検出されなかった、または基準値内であったメーカーは▽「Maggi」ブランドのNesle▽Minh Thanh▽Kim Thanh▽VietecFood−の4社だった。
同局は検査結果が分かり次第、引き続き残り数十社のメーカーの名前と結果を公表する。