ハノイ市ホアンキエム区警察は10日、麻薬所持の現行犯で今月3日に逮捕したベトナム劇団所属の俳優ファム・ミン・クオック(36歳)を起訴した。調べによると、クオック容疑者はホアンキエム区のロンビエン橋付近の路上で知り会った面識のない男からヘロイン3袋を15万ドン(約970円)で購入、靴底に隠して所持していた。同容疑者は麻薬を2007年末ごろから常用しており、舞台げいこや公演の後に使用していたという。同容疑者は10年以上俳優として活動しており、テレビドラマや舞台ではおなじみの顔。
ハノイを本拠とする俳優が麻薬所持で逮捕されたのは今回で2件目。1年前には人気のあった喜劇俳優ズオン・ドゥック・ヒエップが、麻薬購入の現行犯で逮捕され懲役2年の判決を受けている。

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