日本の福島第1原子力発電所の事故を受けて、世界の一部の国では日本からの食品輸入を一時停止している。この問題について、ルオン・レ・フオン農業農村開発次官に話を聞いた。29日付サイゴンタイムズ紙電子版が報じた。
――ベトナムは、日本からの食品輸入にどのように対応するのですか。
農業農村開発省としては、農産物や水産物を含め日本産食品の輸入を禁止することは考えていない。ただし、日本産輸入食品には放射能安全認証の取得を義務付けている。
――具体的にはどういうことですか。
日本からベトナムに輸出されるすべての農産物について、日本で同認証を取得するよう要請すると共に、この認証を発行できる機関のリストを提供するよう日本側に求めている。これに基づいて、日本の認証機関を指定することになる。水産物は特に漁獲したものについて、より厳しい検査を要請する。
――日本産輸入食品の検査はベトナムでも実施するのですか。
もちろんだ。税関と放射能検査のできるベトナムの施設で検査を行う。基準を超える放射性物質が検出された場合は、輸出業者に引き取っていただくことになる。
・ ベトナムの輸出農産物、90%が下処理工程前 (2011/05/23)
・ 越産の水産物、欧州から放射線検査の要請 (2011/04/14)
・ VASEP、日本産水産品の放射線検査で提案 (2011/04/11)
・ 日本産輸入食品に放射線安全証明の取得義務付け (2011/03/28)
・ 日本からの輸入食品に放射能検査、原発事故受け (2011/03/17)

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