労働傷病兵社会省外国労働センターの統計によると、韓国で働いているベトナム人労働者の数は5万5608人で、このうち8436人が不法滞在者だという。また、仕事を変える労働者の割合が他の国の労働者に比べて高く、32%に達している。16日付ティンモイが報じた。
労働者が逃亡したり仕事を変えたりする原因は主に経済的理由だ。韓国でのベトナム人労働者の平均月収は900~1100ドル(約7万3000~8万9000円)と国内に比べ相当高く、契約期限が過ぎても働きたい、より高い給与の得られる仕事をしたいと考える労働者が多い。
海外労働管理局の幹部によると、韓国雇用労働部はこうした状況に対し、労働者選定の前提となる韓国語試験の実施見合わせやベトナム人労働者の受け入れ人数削減などについて検討しているという。外国労働センターでは今後、▽逃亡者の多い農水産部門の労働者選定方法の変更▽労働者に対する派遣事前研修の強化▽帰国後の労働者に在越韓国企業の仕事を紹介するシステムの構築――などの対策を講ずることにしている。
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