法律や規則を軽視し、警察に発見されても従わず公務執行妨害に及ぶ若者が増えている。この問題について、ハノイ市警察のグエン・ドゥック・ニャイン署長がインタビューに答えた。22日付ダットベト紙(電子版)が報じた。
――ハノイ市を含む全国で、公務員、特に警察官に対する公務執行妨害事件が多発しています。何が原因でしょうか。
第1の原因は、公務執行妨害に対する制裁が甘いことだ。交通警察や機動隊に対する公務執行妨害罪に対する裁判所の判決は執行猶予付きか軽い処罰に留まっており、これでは抑制効果を期待できない。第2の原因は、社会や各家庭で法律順守の教育がされていないことだ。
――しかし警察がこれまで取ってきた市民に対する態度こそ、こうした問題の根本にあるという見方をする人も多くいます。
確かに市民に不適切な態度を取る警察官もいる。我々はそうした警察官を厳格に処分している。また、警察官全員に市民に対して取るべき言動について教育している。
――公務執行妨害を減らすための対策を考えていますか。
まずは警察官自身が厳格に法律を守り、適切な態度で市民に接するよう徹底することだ。次に検察院や裁判所に、公務執行妨害で警察官を死傷させた場合について厳格な処分を行うよう要請する。マスコミ各社にも公務執行妨害行為に反対する世論を盛り上げていただくよう要請したい。
・ 公務執行妨害者に対する銃の発砲を許可、来年2月から (2013/12/24)
・ 公務執行妨害に対する処分案、警察官の発砲許可を盛り込む (2013/03/13)
・ ハノイ:道路交通分野の処罰規定の改正を提案 (2012/03/22)
・ タクシー運転手、乗客の交通警察官に暴行される (2011/03/24)
・ ノーへル追跡の交通警察官が転倒し殉職 (2010/12/27)
・ 警察に向け発砲したバイク2人組を逮捕 (2010/06/15)
・ ハノイ:信号無視の車、警察官が体当たりで制止 (2007/06/20)

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