在ベトナム国際連合開発計画は9日、国連開発計画(UNDP)による「人間開発指数2011」を発表した。それによると、ベトナムの人間開発指数(HDI)は0.728で、対象国187か国中128位となった。10日付トゥオイチェー(電子版)が報じた。
HDIは人々の生活の質や発展度合いを示す指標で、長寿で健康な生活(出生時平均余命)、知識(成人識字率および総就学率)、人間らしい生活(1人当たりGDP)の3つの要素で算出される。ベトナムの出生時平均余命は75.2歳、1人当たりGDPは2805ドル(約21万8000円)だった。
HDI世界1位はノルウェー、次いでオーストラリア、オランダ、米国、ニュージーランドと続いた。ワースト5か国はコンゴ民主共和国、ニジェール、ブルンジ、モザンピーク、チャドだった。なお、日本の順位は12位だった。