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東西の美術品を紹介する美術誌「アポロ」の12月号によると、米国アラバマ州のバーミンガム美術館がベトナム産の陶磁器を購入し、同美術館が来年の1月22日から4月8日にかけて開催する「龍と蓮展」で展示する。11日付トゥオイチェー紙(電子版)が報じた。
今回、同美術館が購入した陶磁器は15世紀から16世紀にかけて栄えた黎朝(レ朝)の時代のもの。高さは70センチメートル、色は灰白色。インドシナ半島北東部を流れるホン川の土から作られたと見られている。保存状態は良好で繊細に刻まれた模様がはっきりと見て取れるという。
同美術館は1970年代からベトナム陶磁器のコレクションに力を入れており、現在はベトナム陶磁器の分野では、米国で五本の指に入る美術館として知られている。