フイン・ゴック・ソン国会副議長は26 日に開催された国会で、銃殺刑の復活を提案した。昨年7月に刑法が改正されたことにより、ベトナムの死刑執行方法は致死薬投与による薬殺刑に変わった。しかし、致死薬の輸入元となるはずだったヨーロッパがベトナムに死刑廃止を求めていることから、死刑執行に必要な致死薬の調達が困難になっていた。VNエクスプレスが報じた。
刑法改正から既に1年間半が過ぎたが、ベトナムでは薬殺による死刑執行が出来ない状況が続いている。これに対してチャン・ダイ・クアン公安相は、「既に薬殺刑用の施設を準備している。海外から致死薬を輸入出来ないのなら、国内で開発すべきだ」と主張した。
なお、全国では毎年、死刑判決を受ける囚人が年間約80~100人おり、全国における死刑囚の数は500人近くに上っている。刑の早期執行を望む死刑囚もいるが、前述のような状況から薬殺刑が執行できないため、執行を待つ間に獄中死する者も出始めている。
・ 薬殺刑を"待ち望む"処刑待ちの死刑囚達 (2013/08/04)
・ 薬殺刑の薬剤に関する新政令公布、調達が容易に (2013/05/17)
・ 死刑囚500人が処刑待ち、薬殺用の薬不足で (2013/04/16)
・ 刑法改正で処刑方法が銃殺から致死薬注射に (2011/06/16)

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