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労働傷病兵社会省は6月1日から、一部の企業グループや大企業の労働者を対象に付加年金保険制度の試行を開始する予定だ。28日付VNエクスプレスが報じた。
この制度に加入を希望する労働者は、銀行に開設した付加年金保険用の口座に、月収の5~10%を定年退職時まで積み立てる。ただし毎月の保険料は1000万ドン(約4万5200円)を超えない額とされる。
労働者は定年退職後に、現行の公的年金に加えて毎月同保険から年金を受け取ることができる。例えば15年間保険料を納付した人は、退職後の15年間、毎月少なくとも556万ドン(約2万5200円)を受け取ることができると試算されている。3~5年間試行した後、他の企業にもこの制度の適用を拡大していく計画だ。
労働傷病兵社会省はこうした制度を導入する理由について、公的年金だけでは定年退職後の収入が不足して十分な生活を送ることが難しいためと説明している。