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ベトナム社会科学研究所所属考古学研究所、北中部タインホア省文化スポーツ観光局、オーストラリア国立大学の考古学の専門家らは31日、タインホア省ハチュン郡ハリン村のコンコーグア遺跡での発掘調査結果を発表した。2日付コンアンニャンザン紙(電子版)が報じた。
今回の調査の責任者である考古学研究所のチン・ホアン・ヒエップ博士によると、水田地区で84平方メートルの土地を発掘したところ、地下30~60センチの地層で亀・水牛・鹿・魚などの動物の骨や歯、貝殻などと共に、古代の墓約70基を発見したという。
墓の埋葬の形式は1回葬または2回葬で、主に単独葬だが2人や3人の合葬もみられた。石で作られた道具も見つかったという。ヒエップ博士は、コンコーグア遺跡で発見されたこれらの墓は、今から5000~6000年前の新石器時代のダブート文化に属するとの見解を示している。
・ ハティン省:新石器時代の遺物と貝層を発見、ホアビン文化の特徴も (2014/11/17)
・ バクカン省:6000年以上前の原始人の墓を発見 (2013/12/24)
・ ゲアン省:舟形墓を発見、中に遺骨と銅製の器、数千年前の墓か (2013/01/30)
・ ビンフック省:3500年前の人骨を発見、青銅器時代初期 (2013/01/14)
・ ハザン省:4000~7000年前原始人の住居跡を発見 (2010/12/17)

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