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ホーチミン市内のホテルで6日、ベトナム戦争で米軍が散布した枯れ葉剤の影響で結合双生児として生まれた「ベトちゃんとドクちゃん」の分離手術成功から25年を記念する式典が催された。
「ベトちゃんとドクちゃん」の分離手術は1988年10月4日、日本赤十字社の医師の立ち会いの下、ホーチミン市トゥーズー病院で行われた。兄のベトさんは術後も重い脳障害を抱え寝たきりの状態が続き、2007年に腎不全と肺炎の併発により死去(享年26歳)した。弟のドクさん(32歳)は現在も元気に暮らしており、トゥーズー病院で事務の仕事をしている。
ドクさんは2006年末にボランティア活動の際に知り合った専門学校生の女性と結婚した。2人の間には2009年に男女の双子の子供が誕生、子供には日本に因んだ名前が付けられ、男の子はPhu Si(富士)、女の子はAnh Dao(桜)とそれぞれ命名された。
ドクさんは式典で「今の自分があるのは支援してくれた皆さんのおかげです。これからも亡くなった兄の分まで精いっぱい生きていきたいと思います」とコメントした。
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