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昨年5月にリリースされた横スクロールアクションゲーム「Flappy Bird」は、ダウンロード数が世界で5000万を超える大人気スマホ向けゲームアプリだ。しかし、今月10日になって、開発者であるグエン・ハー・ ドン氏(男性・29歳)により突然、アプリストアから削除されてしまった。
ゲームは、小鳥のキャラクターを操作して、土管のような障害物を避けながら進むという至ってシンプルなものだが、難易度が異常に高いとして、熱中するユーザーが続出した。ゲーム画面からは「スーパーマリオ」を、キャラクターからは「アングリーバード」を連想させる。
このゲームアプリのダウンロードは無料だが、広告収入で1日平均5万ドル(約510万円)もの収入を生み出し、ゲームを公開してからというもの、ドン氏の生活は一変してしまったという。
同氏は自身のツイッターで、「このゲームは僕のゲーム開発人生の中でも成功作と言えるが、メディアはこの成功を過大評価している。このゲームは僕の平穏な日常生活を脅かす存在になった」とコメントしており、最終的にアプリストアからの削除を決定した。