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グエン・タン・ズン首相はこのほど、国内で猛威を振るっている麻疹(はしか)対策のため、人工呼吸器の支給や予備費の充用に関する決定文書に署名した。保健省の17日までの統計によると、全国で麻疹感染が疑われた8441人のうち3126人が感染し、111人が死亡している。
この決定文書の中で、ズン首相は保健省に対し、国の予備設備である人工呼吸器12台を3つの病院に無料で支給するよう指示している。対象となる病院と台数は次の通り。◇中央小児病院:4台、◇タインニャン病院:4台、◇ドンダー病院:4台。
ズン首相はこのほか、今年の政府予算予備費から808億7500万ドン(約3億9500万円)を医療設備や麻疹治療用ガンマグロブリン製剤の購入のために保健省に充用することを決めた。対象病院は◇バックマイ病院、◇中央小児病院、◇中央熱帯病院の3病院。
なお、保健省は各地方自治体の保健局に対し、麻疹専用の診療区域の設置を各病院に指導するよう求めると共に、麻疹発生状況の把握と報告、ワクチン接種の徹底を図るよう指示した。
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