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紅河デルタ地方ナムディン省人民委員会はこのほど、同省ナムディン市ナムバン村で故レ・ドゥック・ト元政治局員の記念館の落成式を開催した。
同記念館には、ト元政治局員の人生と活動を記録した資料、写真、所有物などが展示されているほか、ト元政治局員の祭壇が設けられている。同記念館は、若い世代に対する愛国主義や革命伝統の教育に有意義な公共事業として位置付けられている。
故レ・ドゥック・ト元政治局員(本名:ファン・ディン・カイ)は、フランス統治時代の1911年10月10日、ナムディン省に生まれた。1955年8月、ベトナム労働党第2期中央委員会第8回総会で政治局員に選出され、土地改革の後処理と党の整風運動の責任者となった。1956年末、党の人事を司る党中央組織委員会委員長に就任。1986年、第6回党大会で引退し、党中央委員会顧問に就任。1993年に死去するまで同顧問を務めた。多大な貢献により、ト元政治局員は党及び政府により金星勲章及びその他多くの称号を授与された。