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ウイルスセキュリティ国内大手のBKAV社によると、2014年におけるコンピュータウイルスによる被害額は約8兆5000億VND(約469億円)に上るという。
被害額は、コンピュータユーザーの収入やウイルス感染によって妨げられた業務時間を基に算出されたもの。それによると、ウイルス感染による1人当たりの被害額は123万VND(約6800円)となっている。なお、ウイルス感染の85%はフラッシュメモリ経由によるものだという。
また、スマートフォンが急速に普及している今、スマートフォンの利用に伴うセキュリティ問題も深刻化している。同社によると、スマートフォン利用者のうち90%が日常的に迷惑メッセージを受信しており、このうち40%は毎日受信していることがわかった。
悪質業者から無料アプリケーションをむやみにダウンロードすることなどにより、スマートフォンにマルウェアが自動的に組み込まれ、利用者本人の知らないうちにマルウェアが指定した番号に有料メッセージが送信される被害報告も多数あった。これによる被害額は1日当たり約39億VND(約2150万円)と試算されている。
なお、ベトナムではインターネット利用者数が年々増加しており、公共の場の多くで無料Wi-Fiが利用できる。こうした中、コンピュータやスマートフォン利用者の20%が無料Wi-Fiを経由してインターネットバンキングサービスで送金や決済などを行っていることが同社の調査で明らかになった。
・ 22年のコンピュータウイルス被害額、前年比▲13%減の1180億円 (2022/12/16)
・ 21年のコンピュータウイルス被害額、過去最悪の1240億円 (2022/01/24)
・ コンピュータウイルスの被害額、16年は10.4兆VNDに増加 (2017/01/11)
・ コンピュータウイルスの被害額、15年は8.7兆VNDに増加 (2016/01/14)
・ 銀行サイトの30%にセキュリティホール、BKAV調査 (2015/08/14)
・ スマホの情報セキュリティ意識低く、被害リスク大 (2014/12/10)
・ 南シナ海問題に便乗したコンピュータウイルスに要注意 (2014/07/28)
・ BKAV、先端技術搭載の「スマート・ホーム」を発表 (2014/06/19)

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