ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

サイゴン中央郵便局の外壁、色味を抑えて塗り直しへ

2015/01/28 08:17 JST配信
(C) thanhnien 右が色味を抑えた新しい色
(C) thanhnien 右が色味を抑えた新しい色 写真の拡大
(C) thanhnien 塗り替える前の中央郵便局
(C) thanhnien 塗り替える前の中央郵便局 写真の拡大
(C) thanhnien 竣工時と同じ黄色に塗り替えられた現在
(C) thanhnien 竣工時と同じ黄色に塗り替えられた現在 写真の拡大
この記事に関連するおすすめの記事

ホーチミン市郵便局、世界で2番目に美しい郵便局に選出

 ホーチミン市中心部にあるサイゴン中央郵便局で26日、正面の外壁3か所の塗り替え作業が試験的に行われ、今回は色味を抑えたクリーム色が採用された。

 同郵便局の外壁を竣工時と同じ鮮やかな黄色に塗り替える作業はこのほど開始されたばかりで、テト(旧正月)前に完了すべく作業が進められていた。しかし、歴史的建造物としては色が鮮やか過ぎる上、同郵便局の正面にたたずむドゥックバー(聖母マリア)教会の外壁の色とも合わないとして、市民から強い批判の声が挙がっていた。

 また、同郵便局の改装・改修を行う際には同市人民委員会をはじめとする関連機関の許可を得なければならないと規定されているが、同郵便局が許可を得ずに塗り替え作業を実施したことも不適切だったと指摘されている。

 同郵便局は、同市建築設計評議会に対して、塗り直す色の候補として8色を提案している。同評議会は今週中にも最終的な決定を下し、29日より再度の塗り替え作業が行われる予定だ。

 中央郵便局は、ホーチミン市を代表する建造物で、フランス統治時代の1886年に着工、1891年に郵便や電信の施設として完成した。パリのオルセー美術館(当時は駅舎)をモデルにしたとされる。鉄骨設計は、パリのエッフェル塔を設計したフランスの建築家ギュスターヴ・エッフェルが手掛けた。120年以上が経過した今でも現役の郵便局として郵便・通信業務が行われているほか、外国人観光客も数多く訪れる人気観光スポットとなっている。

[VNExpress等, 16:18 (GMT+7) 26/1/2015, A].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
フエ:故チン・コン・ソンの名前を冠した学校が開校 (9:55)

 北中部地方トゥアティエン・フエ省ナムドン郡人民委員会は24日、国民的音楽家である故チン・コン・ソン(Trinh Cong Son)氏の名前を冠した学校の開校式を開催した。式典にはソン氏の遺族や友人らが参加した。 ...

ホーチミン:市内初の「電子街」が10区に誕生 (8:26)

 ホーチミン市10区7街区人民委員会は25日、市内初となる「ニャットタオ電子街(pho chuyen doanh dien tu Nhat Tao)」のお披露目式典を開催した。  電子街は、ニャットタオ(Nhat Tao)通り、ビンビエン(Vinh V...

ベトナム共産党、序列4位の国会議長を解任 首脳解任相次ぎ異例.. (26日)

 ベトナム共産党中央執行委員会は26日に臨時会議を開き、本人からの希望を受けて、ブオン・ディン・フエ氏の政治局員・党中央執行委員・国会議長としての職を解任することを決定した。  中央執行委員会は解...

10代で結婚、30代で孫の世話…連鎖する児童婚 (21日)

 他に人のいない家の中で、タオ・バン・ポーさん(男性・36歳)が子供をあやして泣き止ませようとしている。一見、ポーさんが自分の子供をあやしているのかと思いきや、実はこの子供はポーさんの「孫」だ。  ...

アップル製品の生産拠点数、ベトナムが世界4位 東南ア最多 (26日)

 米アップル社(Apple)がサプライチェーンの多様化に注力している中、依然として中国が同社最大の生産拠点となっているが、ベトナムでも生産拠点数が大幅に増えており、主要生産拠点の1つになっていることが同社...

中国、南シナ海で3か月間の漁獲禁止を発表 ベトナム外務省が抗議 (26日)

 中国は、5月1日から約3か月間にわたり南シナ海での漁獲を禁止すると発表した。漁獲禁止が適用される範囲には、ベトナムが領有権を主張する南シナ海のホアンサ諸島(英名:パラセル諸島、中国名:西沙諸島)周辺海...

ハノイ:行政区再編計画を承認、ホアンキエム区の合併なし (26日)

 ハノイ市人民委員会は25日、2023~2025年の行政区再編計画を承認した。これにより、ホアンキエム区の合併はせず、郡レベル(郡・区・町=thi xa)の行政区の数を現在の30で据え置くことで一致した。  計画に...

授業料返還渋る英語学校エーパックス運営会社に56万円の罰金処分 (26日)

 国家証券委員会(SSC)は、情報公開規定に違反したとして、英語学校「エーパックス・リーダーズ(Apax Leaders)」を運営するエーパックス投資ホールディングス[IBC](Apax Holdings)に9

双日、地場SaaS企業のフィンベトに出資 (26日)

 双日株式会社(東京都千代田区)は、ベトナムで主流となっている家族経営を中心とした小規模小売店の受発注管理やキャッシュレス決済用のスマートフォンアプリなどを手掛けるSaaS企業のフィンベトテクノロジー(Fi...

三菱重工、ベトナム現地法人を設立 駐在員事務所の機能を大幅強化 (26日)

 三菱重工業株式会社(東京都千代田区)は、ベトナム現地法人「ベトナム三菱重工業(MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES VIETNAM)」を設立し、このほど本格活動を開始した。ハノイ市バーディン区に本社、ホーチミン市1区...

南北高速道路、カムラム~ビンハオ区間が開通 投資総額540億円 (26日)

 南北高速道路の東側路線建設工事の一部である南中部沿岸地方カインホア省カムラム~南中部沿岸地方ビントゥアン省ビンハオ(Cam Lam~Vinh Hao)区間が26日午前に開通した。  同区間は全長78kmで、官民パート...

国家ハラール認証センター設立、イスラム圏への輸出強化目指す (26日)

 科学技術省品質測定基準総局傘下の適合認証センター(Vietnam Certification Centre=QUACERT)は24日、国家ハラール認証センター(HALCERT)の設立発表式典を開催した。  ハラール認証は、「イスラム法の定め...

大同工業、ベトナム子会社を増資 生産体制整備 (26日)

 二輪車及び四輪車部品、産業機械部品などの製造・販売を手掛ける大同工業株式会社(石川県加賀市)は、同社が100%出資するベトナム子会社のD.I.Dベトナム(D.I.D Vietnam=DVN、北部紅河デルタ地方フンイエン省)...

半導体産業人材育成に1600億円投入へ、計画投資省報告 (26日)

 ファム・ミン・チン首相は24日にハノイ市で開催された「半導体産業人材育成に関する会議」で、半導体人材育成制度を整備し、優遇的かつ具体的な仕組み・政策を策定することを指導し、教育施設や実験室、製作所...

中国人率いる違法高利貸しルートの元締めに有罪判決、年利2346% (26日)

 南中部沿岸地方クアンナム省人民裁判所は25日、中国人率いる高利貸し・債権回収の取り立てルートの被告40人に有罪判決を下した。被告は、元締めの中国人3人と共犯のベトナム人37人。  ルー・ワン被告(37歳)...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2024 All Rights Reserved