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2016/04/18 06:20 JST配信
) (C)Tuoi tre,Tien Thang  写真の拡大. |
紅河デルタ地方ハイフォン市キエンアン区の台湾系カイヤン(KaiYang)革靴製造社で15日、2000人近くの労働者が生産ノルマの厳しさや労働者保護策の不備などを訴えてストライキを決行した。ストに参加しない労働者に対する嫌がらせも起きている。
労働者らによると、会社側は12時間の労働でも達成できないノルマを押し付けているほか、保険料を支払っているにもかかわらず、生産調整で一時休暇させられる時に70％の失業給付金が支給されない。会社の労働組合に何度訴えても改善されないため、ストに打って出たという。
スト参加中の労働者約2000人は工場の門前の道路に並び、スト不参加の労働者が門外に出ると強烈な臭いのする腐った卵やマムトム(海老の発酵調味料)を投げ付けた。そのため、スト不参加労働者が外に出られない状態が続いた。
会社側は15日、ハイフォン市労働同盟の幹部や労働者の代表と話し合いを持とうとしたが、現時点ではまだ実現していない。
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