ホーチミン市人民委員会は23日、同市警察及び関連部門との会合を開き、同市5区のキムビエン市場における有毒化学物質の売買状況への対処について議論した。
同市人民委員会は、2016年中に投資を呼び掛け、同市ビンタン区に化学物質の販売センターを建設することで一致した。これにより、キムビエン市場や10区及びビンタン区に存在する化学物質の売買所を、住宅地から離れた場所へ移転させる。
同市人民委員会のチャン・ビン・トゥエン副主席は、早急に化学物質の保管庫を見直し、住宅地から強制的に移転させるよう各区・郡人民委員会に指導した。万が一これらの保管庫で問題が発生した場合、各区・郡人民委員会主席が責任を負う。
また、酸の買い手には購入時に人民証明書(IDカード)の提示が義務付けられるほか、売り手もこれを当局に報告しなければならない。売り手が規定に従わず、買い手が購入した酸で事件を起こした場合、連帯責任として売り手も刑事責任を負うことになる。
同市では、市場などで誰でも簡単に酸を入手できてしまうことから、他人に高濃度の硫酸を浴びせるといった事件が多発している。
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