メコンデルタ地方チャビン省を訪れた台湾国籍の男性(63歳)が、蚊の媒介を主な感染源とする「ジカウイルス(Zika virus)」に感染していたことが明らかになった。ベトナム国内で感染したとみられるケースは今回が5人目となる。
保健省予防医療局によると、この男性は息子の結婚披露宴に出席するため8月22日から9月4日までチャビン省ズエンハイ村に滞在していた。台湾へ帰国後の6日に発熱やリンパ節腫脹、頭痛などの症状が出たため、病院で検査を受けてジカ熱に感染していることが確認された。同局はチャビン省保健局に対して、男性が滞在していた区域及び周辺での監視と予防対策を強化するよう指示した。
これに先立ち、南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市フオックホア街区在住の64歳の女性とホーチミン市2区在住の33歳の女性、南中部沿岸地方フーイエン省ソンホア郡ソンホイ村在住の27歳の男性、及びホーチミン市2区在住のドイツ人女性の計4人がベトナム国内でジカ熱に感染したことが確認されている。このうち、ドイツ人女性についてはベトナムから日本へ入国した際に感染が確認された。
・ ホーチミンのジカ熱感染者数が35人に、ビンタイン区が最多 (2016/11/14)
・ ホーチミンのジカ熱感染者数が17人に、全国では23人 (2016/11/01)
・ ホーチミンの男性1人が新たにジカ熱感染、市内5人目 (2016/10/21)
・ ホーチミン:2区と12区で街区レベルのジカ熱流行宣言 (2016/10/20)
・ ジカウイルス感染によると思われる小頭症、国内初の報告 (2016/10/18)
・ ホーチミンの女性2人が新たにジカ熱感染 (2016/10/18)
・ 新たに妊婦含む女性2人のジカ熱感染を確認 (2016/10/12)
・ ホーチミン:ジカ熱の無料検査を実施、市内30病院で (2016/10/10)

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