ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

反政府主義者に禁固14年、国道1号線の通行妨害

2018/02/08 02:12 JST配信
(C) vnexpress
(C) vnexpress 写真の拡大.

 北中部地方沿岸一帯で2016年4月に発生した魚の大量死事故を引き起こした台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)を一斉に提訴するため、同地方ゲアン省の漁民が2017年2月に自動車やバイクで同地方ハティン省に移動し国道1号線の通行を妨害した事件の裁判が、ゲアン省ジエンチャウ郡で6日に開かれた。

 同郡人民委員会は、「公務執行妨害罪」および「自由を乱用し、国・組織・個人の合法的な権利を侵害した罪」に問われていた同省フングエン郡在住のホアン・ドゥック・ビン被告(男・35歳)に禁固14年の判決を言い渡した。

 同被告はホーチミン市に住んでいた2005年から2016年までの間に複数の反政府団体に参加し、同市警察に一時逮捕され行政処分を受けたことがある。2016年に出身地のゲアン省に戻った後も、反政府団体からの指示を受け、魚大量死事故に便乗してフェイスブック(Facebook)に国の政治体制や政府などを誹謗中傷し多党制を主張する内容の書き込みを繰り返し投稿していたとされる。

 ビン被告は罪状を認めず、反省の意を示さなかったため、重い判決を言い渡された。一方、同被告の指示により自動車で国道1号線の通行を妨害して「公務執行妨害罪」に問われていたグエン・ナム・フォン被告(男・38歳)は罪状を認め、禁固2年の判決を言い渡された。

[Vnexpress, 6/2/2018 22:47 GMT+7, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
この記事に関連するおすすめの記事
新着ニュース一覧
在越欧州企業の25年Q3景況感指数、直近3年で最高水準に (15日)

 在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2025年第3四半期(7~9月)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは66.5ポイントに上昇し、直近3年間...

香港発の物流版配車ララムーブ、ハノイで配車サービス開始 (15日)

 香港発のオンデマンド物流スタートアップ企業のララムーブ(Lalamove)はこのほど、ハノイ市で配車サービスを正式に開始した。  同社はこれに先立つ5月にホーチミン市で同サービスを導入している。ハノイ市へ...

ショッピー配送会社、東南アジア最大級の自動仕分けセンター着工 (15日)

 電子商取引(eコマース=EC)大手ショッピー(Shopee)の配送サービスを提供するSPXエクスプレス(SPX Express、旧名:ショッピーエクスプレス=Shopee Express)は、北部紅河デルタ地方フンイエン省で東南アジア最大...

503人の戦争烈士と100人超の「ベトナム英雄の母」がいる小さな村 (12日)

 南中部地方ダナン市ディエンバンドン街区(旧クアンナム省ディエンバン町ディエンナムバック街区)カムサー村の人々は、白い砂丘が広がる田舎の風景と、かつての爆撃の焦げた匂いを今も覚えている。戦争を経験し...

ザービン空港、超大型機の離着陸が可能に 国内3か所目 (15日)

 建設省は、北部紅河デルタ地方バクニン省で建設中のザービン国際空港における2050年までを視野に入れた2021~2030年の開発計画の調整を承認する決定第1737号/QD-BXDを公布した。  最大の変更点は、同空港に...

ホーチミン市党委書記が再任、カントー市人民委主席も再任 (15日)

 ベトナム共産党政治局の決定により、ホーチミン市共産党委員会書記(2020~2025年任期)のチャン・ルウ・クアン氏が、同市共産党委員会書記(2025~2030年任期)に再任した。決定は14日に発表された。  クアン...

ハノイ:東南アジア最大の廃棄物発電所を竣工、2か所目建設へ (15日)

 ハノイ市人民委員会と投資主のハノイ・ティエンイー環境エネルギー(Ha Noi Thien Y Environmental Energy)は13日、同市のナムソンごみ処理複合区内に建設されたソックソン廃棄物発電所の竣工式を開催した。 ...

26年のテト9連休・建国記念日5連休、首相が同意 (15日)

 ファム・ミン・チン首相は、2026年のテト(旧正月)(旧暦1月1日=新暦2026年2月17日)に伴う休暇について、2026年2月14日(土)から2月22日(日)までの9連休とする内務省の案に同意した。  建国記念日(9月2日)に...

ベトナム航空、顧客データ流出でパスワード変更呼びかけ (15日)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は14日、世界的なデータ流出事件を受け、マイレージプログラム「ロータスマイル」の会員に対し、パスワードの変更を呼びかけた。

25年1~9月期のバイク販売台数、前年同期比+0.7%増の191万台 (15日)

 ベトナムバイクメーカー協会(VAMM)の発表によると、2025年1~9月期におけるVAMM加盟5社のバイク販売台数は前年同期比+0.69%増の190万6023台だった。  7~9月では、前年同期比▲9.37%減の62万1732台だった...

ベトナム人画家の作品、世界最大の一枚板漆絵としてギネス認定 (15日)

 ベトナム人画家チュー・ニャット・クアン氏が描いた作品「独立宣言を読むホーおじさん(Bac Ho doc Tuyen ngon doc lap)」がこのほど、「世界最大の一枚板の漆絵」としてギネス世界記録に認定された。  共産...

鐵商、ベトナム現地法人をダナンに設立 (15日)

 鉄鋼製品や鉄鋼原料の販売を手掛ける鐵商株式会社(東京都中央区)は10月、南中部地方ダナン市に同社100%出資のベトナム現地法人を設立した。同時に、ベトナムのほか、インド(ムンバイ)とバングラデシュ(ダッカ)...

オリナス、地場マーケティング企業と提携 ベトナム進出支援で (15日)

 SNSマーケティングや海外販促・マーケティングなどの事業を手掛けるオリナス株式会社(東京都港区)は、地場マーケティング企業のアルファ・エンタープライゼズ(Alpha Enterprises、ホーチミン市)との間で、業務...

ハノイ:「日本秋祭り」、10月18日・19日開催 国際交流基金 (15日)

 国際交流基金ベトナム日本文化交流センターは10月18日(土)・19日(日)の両日、「日本秋祭り」を、ハノイ市の同センター(27 Quang Trung, phuong Cua Nam, TP. Ha Noi)で開催する。開催時間は両日ともに8時30分か...

ベトナム人消費者の47%が食品購入で価格を最重視、PwC調査 (14日)

 大手国際会計事務所の英系プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が実施した調査によると、ベトナム人消費者は価格に対する関心をますます強めており、デジタル技術を積極的に受け入れつつ、健康志向にも敏感...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved