ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

海外労働管理局、日本の放射能汚染地域への技能実習生の派遣を禁止

2018/03/16 06:43 JST配信
(C) AFP, Zing.vn
(C) AFP, Zing.vn 写真の拡大
この記事に関連するおすすめの記事

1-4月期の海外派遣労働者数3万6990人、年間目標値の33.6%

 労働傷病兵社会省傘下の海外労働管理局は13日、技能実習生の送り出し機関各社に対して日本の放射能汚染・中毒・危険な疾患が確認される地域への技能実習生の派遣を禁止する内容の公文書を発行したことを明らかにした。

 文書では、送り出し機関は日本の監理団体と綿密に連絡を取り、実習地の情報を把握するよう要請している。万が一、実習生が派遣禁止地域で実習させられた場合、送り出し機関は駐日本ベトナム労働管理委員へ報告するとともに、幹部を日本へ渡航させて問題解決を図り、同委員の協力のもと実習生の権利を保護しなければならない。また同局は、駐日本ベトナム労働管理委員に対して、法務省と連携して技能実習を実施すると共に、労働組合と協力し情報を把握することを要請した。

 8日付けの日本経済新聞では、岩手県の建設会社での技能実習のために訪日したベトナム人男性が、2011年に起きた東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う除染作業に従事させられていたことを報じた。男性は2015年10月~2016年3月の間に10回以上にわたり福島県郡山市の住宅街へ派遣され除染作業に当たったほか、避難指示区域に定められる前の伊達郡川俣町でがれきの撤去作業を行ったという。

 駐日ベトナム大使館が12日に法務省へ報道の事実確認を求めたところ、同省は汚染地域では防護壁が厳重に整備されており作業員は日本人、ベトナム人ともに防護服や放射能測定器を装備しているとして安全性を説明した。

[Tra My, Zing.vn, 06:27 14/03/2018, T].  © Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
1~3月期GDP成長率+5.66%、直近4年間で最高(推定値) (15:39)

 統計総局(GSO)の発表によると、2024年1~3月期の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比+5.66%で、同期として直近4年間で最高となった。  同期の工業・建設業の伸び率は+6.28%となり、うち電力の生産...

23年のF&B市場、売上高3.6兆円 24年は+10.9%増の見通し (15:09)

 食品・飲料(F&B)業界に特化したソリューションを提供するiPoS社(iPoS.vn)はこのほど、地場調査会社VIRACと共同で行った2023年のF&B市場レポートを発表した。  レポートによると、2023年における同市場の売...

世界の通信ブランド価値ランキング、ベトテルが15位に上昇 ブラ.. (14:31)

 英ブランドコンサルティング会社のブランド・ファイナンス社(Brand Finance)は、世界の通信事業者のブランド力を数値化したランキング「世界で最も価値のある通信ブランドトップ150(Brand Finance Telecoms 150...

夜明けに開かれるハノイの「新聞市場」 (24日)

 まだ夜も明けきらない早朝、ハノイ市ホアンキエム区のディンレー(Dinh Le)通りとディンティエンホアン(Dinh Tien Hoang)通りの一角の歩道に、ユニークで賑やかな「新聞市場」が開かれる。  20人余りの人々...

住友林業・熊谷組・NTT都市開発、ビンズオン省で大規模タウンシ.. (14:03)

 住友林業株式会社(東京都千代田区)と株式会社熊谷組(東京都新宿区)、NTT都市開発株式会社(東京都千代田区)は、地場不動産開発会社のキムオアイン・グループ(Kim Oanh Group=KOG、ホーチミン市)との協業で、東...

ベトナム産の生ココナッツと冷凍ドリアン、公式ルートで中国に輸.. (13:49)

 農業農村開発省傘下の植物保護局によると、ベトナムと中国の間で議定書が調印され次第、ベトナムの生ココナッツと冷凍ドリアンが公式ルートを通じて中国に輸出される。  植物保護局は各地方の栽培支局と植...

ホーチミン:院外救急センター開発計画を承認、空路・水路も (13:37)

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、2030年までのホーチミン市の院外救急センターシステム開発計画を承認した。  計画によると、◇中央エリア、◇タンキエンエリア、◇トゥードゥックエリアに救急センターを設...

バスケ中の喧嘩から暴行事件に、14歳少年が脳死状態 16歳を逮捕 (13:21)

 ハノイ市ロンビエン区警察は、8年生(日本の中学2年生に相当)の男子生徒がバスケットボールのプレー中のトラブルから暴行に発展し、外傷性脳損傷を負った事件について、加害者の少年を傷害容疑で起訴することを...

三井石油開発、ベトナムBlock Bガス田開発の最終投資決断を実行 (12:58)

 三井石油開発株式会社(MOECO、東京都千代田区)は、上流ガス田およびガス火力発電所までの輸送パイプラインを含めた一体開発事業(Block B事業)について、事業パートナーのペトロベトナムグループ(Vietnam Nation...

新時代の日越共同イニシアティブ第1フェーズ、キックオフ会合 (12:46)

 計画投資省は27日、「新時代の日越共同イニシアティブ」第1フェーズのキックオフ会合を開催した。グエン・チー・ズン計画投資相と山田滝雄駐ベトナム日本国特命全権大使が共同議長を務めた。  新時代の日越...

複数の省トップが関与のフックソンG違反事件、逮捕者20人近くに (6:33)

 2月下旬に起訴された、不動産開発と建設業を手掛けるフックソングループ(Phuc Son Group、北部紅河デルタ地方ビンフック省)の違反事件の捜査範囲が拡大され、複数の幹部が新たに逮捕された。  新たに逮捕さ...

台湾、半導体人材育成プログラムでベトナム人学生を受け入れ (6:04)

 台湾当局は、ベトナム人、インドネシア人、フィリピン人の東南アジア3か国の学生を対象に、半導体や科学技術の教育訓練に重点を置く国際産業人材育成のための特別プログラム(INTENSE)を発表した。  同プロ...

第7回ベトナム語検定、東京で6月16日実施 4月5日から受験申込開始 (5:50)

 日本で最初のベトナム語検定「実用ベトナム語技能検定試験(ViLT)」の2024年度試験が、東京で6月16日(日)に実施される。2017年度の初回から、今回が7回目の試験となる。実施するのは、特定非営利活動法人日本東...

4月1日から中間国勢調査、年内に結果発表 (5:00)

 統計総局(GSO)はこのほど、人口と住宅について総合的に調査する中間国勢調査を4月1日に実施することを決めた。今回は、2回の国勢調査の中間年で1の位が4の年に実施する中間国勢調査で、国家統計調査プログラム...

環境省「二国間クレジット制度資金支援事業」、ベトナム案件7件.. (4:48)

 日本の環境省はこのほど、令和5年度(2023年度)「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」の第4回採択案件として9件を選定した。このうち7件がベトナム関連となっている。  ベトナム関連...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2024 All Rights Reserved