ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ホーチミン:太陽光パネル設置世帯が増加、売電も活発化

2018/06/22 16:55 JST配信
(C) Chi Lan, SGGP
(C) Chi Lan, SGGP 写真の拡大.

 ホーチミン市電力総公社(EVNHCMC)のグエン・タン・フン地域社会関係委員長によれば、同市は年間を通して太陽放射が強く、太陽光エネルギー事業の発展と太陽光エネルギーの使用拡大が期待できる市場だという。

 実際、2017年9月から2018年5月までに太陽光発電システムを使用し、同社への売電についても登録している世帯数は2.7倍に増加しているという。

 同市在住の男性は、総額4億VND(約190万円)をかけて出力18kWの太陽光パネルを設置したばかりだ。これにより、自宅のスマートホームシステムを自家発電のみで賄うことができ、電気代も平均で▲80%以上削減できるようになった。さらに余剰電力をEVNHCMCへ売電することもできる。

 設置コストは出力1kWpあたり平均で2200万~3000万VND(約10万7000~14万6000円)で、1kWpには平均8m2の平らな照射面積が必要になる。従って、1か月の消費電力量が500kWhの世帯なら出力4kWpが必要で、それを賄うには総額8800万~1億2000万VND(約42万7000~58万3000円)を投じて32m2の太陽光パネルを設置しなければならない。

 太陽光パネル設置の初期費用は安くないが、パネルの寿命は30年間で保証期間は25年間。メンテナンス費用を抑えられるのも魅力だ。太陽光エネルギーなら枯渇することもなく、騒音や排気などもなく環境に優しい。現在までに市内300世帯以上で太陽光パネルが設置済みだという。

 市場では、太陽光パネルを販売する業者が多数あり、販売価格も1kWpあたり2000万~3000万VND(約9万7000~14万6000円)と幅が広い。一般家庭であれば2~5kWpが適しているが、経験と実績のある業者を慎重に選択することが必要だ。

 首相決定第11号/2017/QD-TTgに基づく現行の買電価格は1kWあたり税抜き2086VND(約10円)で、2~5kWpの太陽光パネルであれば初期費用や売電を加味すると8~10年で元が取れる計算になる。

 輸入原料を用いた太陽光パネルの国内加工工場を建設する計画もあり、太陽光パネルの価格も▲20%ほど安くなる見通し。EVNHCMCでは、省エネ推進活動を強化すると同時に温水器をはじめとした太陽光エネルギーの普及を目指すほか、市内の工業団地や行政機関、病院や学校で太陽光エネルギーの導入計画の策定を指導するよう同市に提唱している。

[Uyen Phuong - Hong Thiep (VTV9), vtv.vn, 19/06/2018 17:41 GMT+7等, T].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム経済を振り返る:外国為替レート編 2025年版 (6:30)

金融市場:外国為替レート ■2000年代前半~リーマン・ショック後:安定局面から構造的VND安へ  VNDの対USD為替レートは、2000年代前半には1USD=1万5000~1万6000VND前後で推移し、比較的安

【生活】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:18)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「生活」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:ハノイ:一部の通りで交通規制、建国80周年行事で

【三面】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (5:08)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「三面」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:台湾人客が入国審査官に航空券を破られる「帰れると思うな」と怒声

テト間近のホーチミン中心部、1日4万VNDで「寝床を買う」人々 (15日)

 ホーチミン市には今も、1日4万VND(約240円)で「寝床を買う」人々が暮らす集落が存在する。ここでは、旧ビンディン省(現在の南中部地方ザライ省)出身の行商人たちが、テト(旧正月)を目前に控えた夜ごと、重い天...

【経済】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (4:29)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「経済」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用

テト(旧正月)に読みたい記事16選【VIETJOベトナムニュース】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOベトナムニュースから、テトに関する過去の記事16本をご紹介します。 テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し

テト(旧正月)に読みたい記事11選【VIETJOライフ】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOライフから、テトに関する過去の記事11本をご紹介します。 テト休みを妄想しよう~35年までのテトカレンダー~

ベトナム経済を振り返る:物価上昇率(CPI)編 2025年版 (16日)

マクロ経済:物価上昇率(CPI)  ベトナムの消費者物価指数(CPI)の推移を見ると、2000年代から2010年代初頭にかけては変動が大きく、インフレ圧力の強い局面が繰り返し生じていた。2008年には+23.0%、2011年に...

【日系】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「日系」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:日本の製造業の有望事業展開先、ベトナムは3位に後退

【社会】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (16日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「社会」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:血のスープを食べた17人が病院に搬送、男性2人が死亡

ベトナム経済を振り返る:対外収支編 2025年版 (14日)

マクロ経済:対外収支  近年のベトナムの対外収支は、輸出の拡大、安定的な外資流入、在外ベトナム人による本国送金といった構造的な強みに支えられ、底堅さを維持している。一方で、世界的な金融環境の変化...

ベトナム経済を振り返る:国内総生産(GDP)成長率編 2025年版 (14日)

ベトナムのマクロ経済と金融市場  ベトナム経済は近年、高い実質国内総生産(GDP)成長率を維持している。製造業を軸とする輸出の拡大と安定的な海外直接投資(FDI)の流入を背景に、東南アジア有数の成長市場と...

ホーチミン:2月16日夜に中心部で交通規制、テト花火打ち上げで (14日)

 ホーチミン市警察交通警察部(PC08)は、2026年のテト(旧正月)を祝う打ち上げ花火の実施に伴い、市内の複数の道路で交通規制を実施すると発表した。花火は旧暦元旦にあたる2月17日(火)の午前0時から15分間にわた...

中国の美団、ベトナムのフードデリバリー市場に参入準備 (13日)

 中国のフードデリバリー大手である美団(Meituan)が、ベトナム市場への参入準備を進めているようだ。ホーチミン市で法人を登録し、人材の募集も開始した。  税務登録情報によると、ベトナム現地法人のメイト...

26年1月新車販売台数、前年同月比約2倍も前月比減 前年の反動 (13日)

 2026年1月の自動車市場は、前年同月比では大幅増となったが、前月比では減少し、実勢としては弱含んだ。年末商戦の反動減や消費者の慎重姿勢が影響したとみられる一方、不動産開発を中核とする民間複合企業

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved