![]() (C) vnexpress ![]() |
グエン・スアン・フック首相は25日、情報通信省傘下で携帯通信大手のモビフォン(MobiFone)における汚職事件に関与し職務一時停止処分を受けているチュオン・ミン・トゥアン情報通信相に代わり、ベトナム共産党中央執行委員 兼 国防省傘下軍隊工業通信グループ(Viettel Group=ベトテル)社長 兼 会長のグエン・マイン・フン少将を臨時の情報通信相に任命した。
フン氏はこれに先立ち、ベトナム共産党政治局の決定により同省党幹事部書記(2016年~2021年任期)の役職を取り消されたトゥアン氏に代わり、同職に任命されている。
フン氏は1962年生まれの56歳。東北部地方フート省出身で、17歳のときに従軍して軍事技術学院に入学。優秀な成績を修めて奨学金を獲得し、旧ソ連の大学に編入、通信電子工学を専攻した。オーストラリアの大学で通信専攻の修士号、ベトナムの大学で経営管理専攻の修士号も取得している。
1990年に技術士としてベトテルの前身であるシゲルコ社(Sigelco)に入社し、これまでベトテルの成長に大きく貢献している。