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近年ベトナムでは企業の工場見学が消費者の間に浸透してきている。工場見学は、消費者が製品の製造過程を直接目にすることで理解を深められるほか、安心して製品を手に取れるようになるために一役買っている。
エースコックベトナム(Acecook Viet Nam、ホーチミン市)は2013年から工場見学を実施しており、年間平均1万1000人が見学ツアーに参加している。
同社の工場見学では、ガラス張りで清潔かつ食品安全衛生が厳正に確保された工場を見学することができる。5000万USD(約55億5000万円)超が投じられた工場は、日本の最新技術を応用した機械設備により製造工程の80%がオートメーション化され、1分間に袋めん600袋とカップめん420個を製造している。
ガラス張りの通路からは、原料の調合から段ボール箱への梱包まで全12工程を一望できる。主原料は輸入小麦、パーム油、調味料、野菜で、製造前に遺伝子組み換えや残留農薬がないかが厳正に検査されている。
小麦を調味料と一緒にミキサーで練り合わせ、圧延ロールで均一に伸ばしてから切り出し機で麺状に成形する。麺は100度で蒸した後に油で揚げることで麺の湿度を最小限にし、5~6か月間の保存が可能になる。出来上がった麺は具材と合わせて包装・梱包され、最後に重量検査と金属検出にかけることで消費者へ安全安心な即席めんが届けられる。製造工程は20~25分ほど。
工場見学を通して、1つの即席めんをつくるのは全く「即席」ではなく、数多くの工程を経て、従業員の労力を費やして初めて出来上がることを肌に感じることができる。
エースコックベトナムは月曜日から金曜日まで、1組20~40人の団体での工場見学の申込みを受け付けている。ウェブサイト
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