ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

テト間近、ホーチミンの「葉っぱ市場」が活況

2019/02/01 06:24 JST配信

 テト(旧正月)間近となり、ホーチミン市で唯一の「葉っぱ市場」が活況を呈している。ここでは、テトに欠かせない「バインチュン(Banh chung、ちまき)」作りに使うための葉っぱ「ラーゾン(La dong)」を専門に扱っている。

 この時期、同市タンビン区カックマンタンタム通り(Cach Mang Thang Tam)とファムバンハイ通り(Pham Van Hai)の角にあたるオンタ三叉路の路上一帯には、数十年もの歴史を有する「葉っぱ市場」が出現する。正式な「市場」ではないものの、葉っぱを売る人、買う人で朝から晩まで賑わっている。

 売られているラーゾンは市外の各省・市から持ち込まれたもので、今年は2018年と比べて値上がりもしていない。価格は葉の大きさや質によって異なるが、1束あたり6万~10万VND(約290~480円)、安いもので1万~2万VND(約48~96円)となっている。

 バインチュンを作る際、ラーゾンを多く使うかどうかは各家庭によるが、多く使ったほうがより美味しくなるとされる。また、バインチュンは主にお供え物や贈り物になるため、大きくしっかりした葉が好まれるという。店によっては1日で300kgものラーゾンを売りさばくところもあり、一家総出で店番をしている。

 このエリアは北部出身の人々が多く住んでおり、北部の四角いバインチュンに使うラーゾンがよく売れる。一方、ここではラーゾンのほか、バインチュンの四角い型や、南部の円筒状のバインテット(Banh Tet、ちまき)に使うバナナの葉も扱っている。バナナの葉は1kgあたり2万VND(約96円)で、400kgあっても数時間で売り切れてしまうという。

[Zing 09:11 30/01/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ハノイ:中央精神法医研究所党委所属の党員14人に除名処分 (15:14)

 ハノイ市共産党委員会監査委員会は、保健省傘下の中央精神法医研究所共産党委員会(2020~2025年任期)に対し、警告処分を下した。  同研究所共産党委員会の指導力の欠如や監督・管理の怠慢により、所属する...

BAAとバンブー航空、国内初の准定期運送用操縦士の養成修了 (15:13)

 ホーチミン市にあるパイロット養成センター「BAAトレーニングベトナム(BAA Training Vietnam)」で16日、ベトナム初となる准定期運送用操縦士(MPL)制度によるパイロット養成コースの修了式が開かれた。  こ...

コテコンズなど3社のJV、ロンタイン空港貨物ターミナル工事を落札 (14:33)

 東南部地方ドンナイ省で建設中のロンタイン国際空港(第1期)のサブプロジェクト3(旅客ターミナルなどの施設建設)の投資主であるベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietna

「おかけになった電話は…」の音声案内で知られる「国民的声」の主 (14日)

 キム・ティエンさんの「黄金の声」は、ベトナム国営テレビ局(VTV)の19時のニュース番組と共に長年親しまれ、電話がつながらなかったときに流れる「おかけになった電話は…(Thue bao quy khach vua goi...)」とい...

ダナン:シクロツアーに多言語AIガイド搭載、GPS連動で名所解説 (14:00)

 南中部地方ダナン市では、伝統的なシクロに最新技術を導入し、ベトナム語や英語、中国語、韓国語、日本語など15言語対応の自動ガイドシステムを搭載したシクロ観光ツアーを試験的に実施している。  同市観...

カインホア省:人民評議会議長が人民委員会主席に (13:07)

 南中部地方カインホア省人民評議会は16日、同省共産党委員会筆頭副書記 兼 同省人民評議会議長のグエン・カック・トアン氏を同省人民委員会の新主席(2021~2026年任期)に選出した。  トアン氏は新主席就任...

ラムドン省党委副書記がタインホア省党委副書記に、人民委主席兼任 (13:04)

 ベトナム共産党政治局の決定により、南中部地方ラムドン省共産党委員会筆頭副書記のグエン・ホアイ・アイン氏が、北中部地方タインホア省共産党委員会副書記(2020~2025年任期)に任命され、タインホア省人民委...

訪越の露プーチン大統領補佐官、ラム書記長と会見 (6:38)

 トー・ラム書記長は16日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の補佐官で、同国の海洋評議会議長を務めるニコライ・パトルシェフ氏と会見した。同氏は15日から18日までの日程でベトナムに滞在している。 ...

ビエンホア空港のダイオキシン除染、熱処理システム着工 (6:02)

 東南部地方ドンナイ省ビエンホア空港で15日、ベトナムと米国の両政府の協力によるダイオキシン(枯葉剤)除染プロジェクトで除染が完了した土地の引き渡し、ダイオキシン熱処理システムの着工、障がい者の生活の...

世界技術革新力ランキング、ベトナムは44位 低中所得国2位 (5:57)

 2025年の世界技術革新力ランキング(Global Innovation Index=GII)によると、ベトナムはスコアが37.1で、世界139か国・地域中44位となった。  低中所得国の中ではインドに続いて2位、東南アジア・東アジア...

高収益企業トップ500、ベトテルが1位に浮上 (5:28)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)が発表した「収益が高いベトナム企業トップ500(PROFIT500)」の2025年版で、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)がペトロベ...

25年8月の訪日ベトナム人6.1万人、8月として過去最高を記録 (4:45)

 日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2025年8月の訪日ベトナム人の数は前年同月比+16.7%増の6万1200人で、8月として過去最高を記録した。  1~8月期では、前年同期比+10.4%増の47万9300人となっ...

25年8月の対日貿易収支、1271億円の黒字 前年同月比▲0.1%減 (4:15)

 日本の財務省が発表した2025年8月の貿易統計(速報)によると、ベトナムの対日貿易収支は前年同月比▲0.1%減の1270億5400万円の黒字だった。  日本からベトナムへの輸入額は前年同月比+11.0%増の2335億7700...

ソーシャルワイヤー、システム開発子会社MK1の出資持分65%譲渡 (3:02)

 インフルエンサーPRやリリース配信サイト「@Press(アットプレス)」などを手掛けるソーシャルワイヤー株式会社(東京都港区)は16日、連結子会社であるMK1テクノロジー・ベトナム(MK1 TECHNOLOGY VIETNAM、ハノイ...

「にいがたベトナムフェスティバル」、10月4日・5日開催 (2:24)

 新潟県は、10月4日(土)・5日(日)の両日、「にいがたベトナムフェスティバル2025」を新潟駅南口広場で開催する。開催時間は10時00分から17時00分まで。  同イベントは、新潟県民にベトナムの文化に触れ親し...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved