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ユナイテッド航空強制降機事件、越僑医師が初めて当時を語る

2019/04/12 04:06 JST配信
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 2017年4月に米イリノイ州シカゴの空港で、米ユナイテッド航空のシカゴ発ケンタッキー州ルイビル行き3411便の機内からベトナム系米国人医師デビッド・ダオ氏(男性・69歳)が定員超過を理由に無理やり引きずり降ろされた事件で、ダオ氏が9日に放送された米国のニュース番組「ABC News」に出演し、インタビューに答えるかたちで事件当日を振り返った。

 ダオ氏は、事件の様子を撮影した映像を初めて目にした時に涙をこらえることができなかったという。「航空機の天井に頭をぶつけてからは何もかもがぼやけて、その後何が起こったのかも知りませんでした」とダオ氏。気付いた時には病院にいて、鼻を骨折したほか前歯を欠損するという重傷を負っていた。立ち上がりや歩行のリハビリはとても過酷で、自死することがないよう監視され続けた。

 事件前まではマラソン大会に20回以上参加してきた強健なダオ氏だったが、現在では3マイル(4.8km)を走ることも容易ではない。さらに現在はバランスや集中力を維持することが困難になったという。

 心身に忘れることができない痛みを受けたが、降機を強制する同航空会社に断固として応じなかったことについては後悔はなく、むしろ同航空会社が自社の制度を見直す「好機」となったとダオ氏は言う。

 ユナイテッド航空は当初ダオ氏が機内で迷惑行為を働いたとコメントしていたが、航空会社へ批判が集まったことを受けてコメントを撤回、ダオ氏とその家族、全ての乗客に謝罪し示談が成立した。なお、賠償金の金額は明らかにされていない。

 また、同航空会社は番組に対して、社員9万人が3411便での一件から得た教訓を活かし学び続けることを誓うとともに、利用客により良いサービスを提供するため、社員に裁量を与えるなど社内体制の見直しを行っているとコメントを寄せた。

[news.zing.vn 06:51 10/04/2019, T].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
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