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ルーマニアのブカレストで15日、ベトナム・ルーマニア企業フォーラムが開催された。今回のフォーラムには、グエン・スアン・フック首相が出席した。
フック首相によると、ルーマニアにおける労働需要が高まっている一方、ルーマニアで働くベトナム人労働者の数はまだ限られていることから、同市場への労働者派遣サービスの開拓余地はまだ大きいという。さらに、2018年11月末に調印されたベトナムとルーマニアの労働協力覚書(MOU)が、同サービスを後押しすることになると見込まれる。
商工省によると、近年ルーマニアの労働者の多くが他の欧州連合(EU)諸国に移住しているため、ルーマニアは深刻な労働力不足に陥っている。今後、同国では約100万人の労働者が不足すると予想されている。
労働傷病兵社会省海外労働管理局が発表した統計によると、2019年1-3月期に送り出したベトナム人の海外派遣労働者数は3万2343人(女性1万1204人)で、このうちルーマニアへの派遣が358人(女性0人)だった。
・ 1-4月期の海外派遣労働者数4万1725人、日本が最多 (2019/05/13)
・ 1-3月期の海外派遣労働者数3万2343人、日本への派遣が最多 (2019/04/04)
・ 2019年の新規海外派遣労働者12万人を目標、日本への派遣も増加の見通し (2019/01/25)
・ 2018年の海外派遣労働者数14万2860人、日本への派遣が最多 (2019/01/04)