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労働法改正案、定年年齢の引き上げを再検討―5月国会で審議

2019/05/03 14:47 JST配信
(C) NDH
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労働傷病兵社会省は4月28日、最新の労働法改正草案を公表した。同草案には、定年年齢の引き上げについても盛り込まれている。

 草案によると、定年退職の年齢を2021年から段階的に引き上げていき、最終的には男性を現行の60歳から62歳に、女性を現行の55歳から60歳にそれぞれ引き上げる。引き上げの段階については下記2案が提案されている。

+2021年1月1日から定年退職の年齢を男性60歳3か月、女性55歳年4か月とする。それ以降は1年ごとに男性を+3か月、女性を+4か月と段階的に引き上げ、最終的に男女の定年退職年齢を62歳・60歳とする。

+2021年1月1日から定年退職の年齢を男性60歳4か月、女性55歳6か月とする。それ以降は1年ごとに男性を+4か月、女性を+6か月と段階的に引き上げ、最終的に男女の定年退職年齢を62歳・60歳とする。

 定年退職の年齢を引き上げる理由としては、◇高齢化が進んでいることで労働人口が減少していること、◇健康状態の改善により国民の平均寿命が長くなっていることなどが挙げられる。なお、ベトナム人の平均寿命は76.6歳、男性が72.1歳、女性が81.3歳とされている。

 同草案は5月に開かれる国会で審議され、問題がなければ10月の国会で可決される予定だ。定年退職の年齢引き上げは2017年にも国会で審議する予定だったが、労働者からの反対を受けて先送りされていた。

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