ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

金正男氏殺害:実行犯のベトナム人女性が帰国、「女優の夢を追う」

2019/05/06 05:58 JST配信

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄にあたる金正男(キム・ジョンナム)氏が2017年2月13日に滞在先のマレーシアで殺害された事件で、同事件の実行犯として逮捕・起訴されていたベトナム人のドアン・ティ・フオンさん(女性・30歳)が、3日午前6時20分(マレーシア現地時間7時20分)に釈放され、同日22時ごろにハノイ市ノイバイ国際空港に到着した。

 フオンさんは2017年2月に逮捕されて以来、23回にも及ぶ裁判に臨み、今回が約2年3か月ぶりの帰国となった。帰国したフオンさんは白いニットのカーディガンを羽織り、サングラスをかけた出で立ちで、外務省領事局長およびベトナム弁護士連合会会長、マレーシア人弁護士3人、父親、弟とともに集まった報道陣の前に姿を現した。

 フオンさんは3分間にわたり報道陣の質問に答えた後、自動車に乗って紅河デルタ地方ナムディン省の自宅へと向かった。フオンさんは「ベトナムとマレーシアの政府、弁護士の先生方に感謝している。刑務所の中でも良く扱っていただいた。将来の具体的な予定はまだ立っていないが、女優になるという夢は今も捨てていない。いつかマレーシアにも戻りたい」と話した。

 ベトナム外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は同日、フオンさんの釈放と帰国について、「ベトナムの政府と外務省、関連機関とベトナム弁護士連合会、そしてマレーシア人弁護士らによるベトナム国民の保護に対する取り組みの結果だ」と述べた。

 フオンさんは同事件でインドネシア人のシティ・アイシャさん(女性・26歳)とともに殺人罪で逮捕・起訴されていたが、事件については一貫して「ドッキリ番組の撮影だと思い込んでいた」とし、「自分は利用された」と無罪を主張してきた。

 3月11日にアイシャさんは起訴を取り下げられ釈放された。マレーシア検察は4月1日の公判でフオンさんについても殺人罪から罪状の軽い「危険物による傷害罪」へと訴因変更し、禁固3年4か月を言い渡していた。

【関連記事】

ドキュメンタリー映画「わたしは金正男を殺してない」、10月に日本公開 (2020/09/19)
金正男氏殺害:ベトナム人女性が釈放、帰国へ (2019/05/03)
金正男氏殺害:ベトナム人被告、間もなく釈放 (2019/04/26)
金正男氏殺害:ベトナム人被告に禁固3年4か月、傷害罪に訴因変更 (2019/04/01)
金正男氏殺害:ベトナム人被告の起訴取り下げず、裁判継続 (2019/03/14)
金正男氏殺害:ベトナム政府、ベトナム人被告の釈放を要請 (2019/03/13)
金正男氏殺害:インドネシア人被告を釈放、ベトナム人被告は裁判継続 (2019/03/11)
金正男氏殺害:ベトナム人被告らの審理継続、マレーシア高裁 (2018/08/17)
金正男氏殺害:ベトナム人被告ら立会い現場確認 (2017/10/25)
金正男氏殺害事件の裁判続く、ベトナム人被告に不利な見解も (2017/10/12)
金正男氏殺害事件の初公判、ベトナム人被告が無罪主張 (2017/10/03)
金正男氏殺害:ベトナム人被告の審理を高裁へ移管、死刑の可能性も (2017/05/31)
金正男氏殺害:高裁への審理移管手続きを5月に延期、書類不備で (2017/04/14)
金正男氏殺害:マレーシア人弁護士「フオン被告は無実」 (2017/03/08)
金正男氏殺害:5人の弁護士団がフオン被告の弁護を補佐 (2017/03/07)
金正男氏殺害:ベトナム人容疑者を殺人罪で起訴、死刑の可能性も (2017/03/01)
金正男氏殺害:大使館がベトナム人容疑者と面会、「利用された」と主張 (2017/02/27)
金正男氏殺害:ミン外相、ベトナム人容疑者との面会を要請 (2017/02/23)
金正男氏殺害:ベトナム旅券所持の女、素性が明らかに (2017/02/21)

[VnExpress 22:03 03/05/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトジェット、仏タレスと航空整備・AI分野で協力拡大 (4:23)

 格安航空会社(LCC)最大手のベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、トー・ラム書記長 兼 国家主席のフランス公式訪問に際し、フランスの航空・防衛大手タレス(Thales)との間で、航

26年8月新車販売▲25%減、旧暦7月の買い控えも1~8月期は増加 (3:02)

 2026年8月の自動車市場は、高額な買い物を控える風習がある旧暦7月の「孤魂(コーホン=cô hồn)」の月(中国でいう「鬼月」)の影響を受け、販売台数が前月比で落ち込んだ。しかし、1~8月期の累計販売...

エルピクセル、VNPT情報技術と医療画像診断支援AIで提携 (2:44)

 ライフサイエンス領域の画像解析を強みとするエルピクセル株式会社(東京都千代田区)は、携帯通信大手ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のVNPT情報技術(VNPT-IT)...

ソ連寄贈のヤシ林、40年以上を経てリゾートに変貌 クアンガイ省 (13日)

 南中部地方クアンガイ省には、かつてソビエト連邦(ソ連)から寄贈されたヤシ林がある。企業からヤシ林を伐採してエビ養殖池を建設する提案があったものの、地元の指導者たちはこれを拒否し、このヤシ林を保存し...

米EV大手テスラがベトナム法人設立、正規販売や充電網構築の可能性 (14日)

 米国のEVメーカーであるテスラ(Tesla)が、ホーチミン市にベトナム現地法人「テスラモーターズ・ベトナム(Tesla Motors Vietnam)」を設立し、11日から事業を開始した。  資本金は776億7000万VND(約4億6000万...

BRICS首脳会議、フン首相が3つの方向性を提案 インド首相と会談も (14日)

 インドの首都ニューデリーで12日から13日にかけて開催された第18回BRICS首脳会議に、パートナー国であるベトナムのレ・ミン・フン首相が出席した。  フン首相は討論セッションで演説を行い、包摂的で持続可...

イオンモール、タインホア省とクアンニン市で秋に2店舗オープン (14日)

 イオン株式会社(千葉県千葉市)およびイオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、10月18日に北中部地方タインホア省で「イオンモール・タインホア(AEON MALL Thanh Hoa)」を、11月14日に東北部地方クアンニン市で「...

ベトナム国民、エジプトのアライバルビザ発給対象に (14日)

 エジプトのモハメド・アブバクル・サレー・ファッターフ外務副大臣(アフリカ担当)は、カイロで開催されたベトナム建国記念日の式典で、ベトナム国民が到着査証(アライバルビザ)の発給対象であることを明らかに...

ビンファストとグリーンSM、ブオン会長の息子2人が経営継承 (14日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)と、同社製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で

高収益企業トップ500、ペトロベトナムが首位奪還 (14日)

 ベトナム評価レポート社(ベトナムレポート=Vietnam Report)が発表した「収益が高いベトナム企業トップ500(PROFIT500)」の2026年版で、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)が国防省傘下のベトナム軍隊工...

ベトナムワクチンと仏サノフィ、国内で次世代ワクチン3種を製造へ (14日)

 ワクチン事業を手掛ける地場ベトナムワクチン(VNVC)とフランスの製薬大手サノフィ(Sanofi)は10日、フランス・パリで開催されたビジネスフォーラムで、ベトナム国内での次世代ワクチン3種の優先的な生産に関する...

ビンG、世界ベスト企業340位に 2年連続選出で477ランク上昇 (14日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は、米国のニュース雑誌「タイム(TIME)」とドイツの市場調査会社スタティスタ(Statista)が発表した「2026年の世界

仏トタルエナジーズとT&Tグループ、1500MW級のLNG発電所建設へ (14日)

 地場系コングロマリット(複合企業)T&Tグループ(T&T Group)傘下のT&Tエネルギーグループ(T&T Energy Group)と、フランスに本社を置く多国籍企業トタルエナジーズ(TotalEnergies)傘下のトタルエナジーズ・ガス&...

フート省:省人民委副主席と省総合病院長を逮捕、巨額収賄容疑 (14日)

 公安省傘下密輸経済汚職犯罪捜査警察局(C03)は、医療機器の輸入販売を手掛けるベトミー医療投資(Viet My Medical)をめぐる事件の捜査を拡大する中で、巨額の賄賂を受け取ったとして、北部地方フート省人民委員...

ベトジェットとCFM、ベトナムでエンジン整備体制構築を検討 (14日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)はフランス・パリで現地時間10日、同国を公式訪問したトー・ラム書記長 兼 国家主席の立ち会いの下、米GEエアロスペー

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved