ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

世界大学学術ランキング2019、ベトナムの大学が初のランクイン

2019/08/20 05:15 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.

 世界大学学術ランキング(Academic Ranking of World Universities=ARWU)2019年版で、ホーチミン市7区のトンドゥックタン大学(dai hoc Ton Duc Thang)がベトナムの大学として初めてトップ1000にランクインした。これは上海交通大学の大学研究センターが毎年発表しているもの。

 ARWUは、研究機関としての大学の貢献度を評価するランキング。評価基準は、ノーベル賞やフィールズ賞を受賞した卒業生の換算数、同2つの賞を受賞した教員の数、高被引用科学者数、学術誌「ネイチャー(Nature)」と「サイエンス(Science)」に発表された論文数、「Science Citation Index Expanded=SCIE」と「Social Sciences Citation Index=SSCI」に収録された論文数、教師の平均表現(部門のパフォーマンス)の6つの指標に基づいている。

 トンドゥックタン大学は今回、トップ901~1000位にランクイン。2013年に発表が始まった同ランキングは、もともと世界トップ500までを発表していたが、2018年からトップ1000まで拡大。対象となっているのは世界1800校の大学。

 2019年の世界トップ10は下記の通り。

1位:ハーバード大学(米国)
2位:スタンフォード大学(米国)
3位:ケンブリッジ大学(英国)
4位:マサチューセッツ工科大学(MIT、米国)
5位:カリフォルニア大学バークレー校(米国)
6位:プリンストン大学(米国)
7位:オックスフォード大学(英国)
8位:コロンビア大学(米国)
9位:カリフォルニア工科大学(米国)
10位:シカゴ大学(米国)

 なお、アジアでは25位の東京大学がトップ。32位の京都大学がアジア2番手となった。以下、中国の清華大学(43位)、北京大学(53位)、シンガポール国立大学(67位)などと続いた。東南アジアからのランクインは、マレーシアの5校が最多。以下、タイ(4校)、シンガポール(3校)、ベトナム(1校)となった。

【関連記事】

世界大学学術ランキング2022、ベトナムから2校ランクイン (2022/08/20)
世界大学学術ランキング2021、ベトナムから2校ランクイン (2021/08/19)
トンドゥックタン大学が研究成果水増し、学長が職務停止処分 (2020/08/26)
THEアジア大学ランキング、ハノイ国家大学がトップ250入り (2020/06/08)
THE世界大学ランク、トンドゥックタン大学が教育の質でトップ200入り (2020/04/28)
ASEAN科学研究大学ランキング、ベトナムの大学が初のトップ10入り (2020/02/24)
世界大学就職ランク2020、ベトナム国家大学ホーチミン市校がトップ500入り (2019/09/24)
QS世界大学ランキング、ベトナムの2大学が2年連続トップ1000入り (2019/06/21)

[Thanhnien 11:21 - 16/08/2019 U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム、タイとカンボジアの停戦合意を歓迎 (16:14)

 タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続く中、両国国防相が27日に国境検問所で会談し、停戦合意に関する共同声明に署名した。これを受け、ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は同日開かれた定例記...

ラオカイ省:ボランティア団体を乗せたバスが横転、18人が死傷 (15:58)

 西北部地方ラオカイ省を走る国道174号線で27日朝、ボランティア団体を乗せた小型バスが横転する事故が発生した。この事故で、これまでに9人の死亡が確認されている。  バスは早朝にハノイ市を出発し、ボラ...

ベトナム、新たに2種類の優遇ビザ導入 高度人材受け入れ強化 (15:12)

 ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法を含む治安・秩序に関する10本の法律の一部を改正・補足する法律(2026年7月1日施行)により、外国人の入国・滞在を対象とする新たな2種類の査証(ビザ)が導入される...

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (28日)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

世界で最も普及しているメッセージングサービス、Zaloが9位 (14:57)

 インターネット動向分析プラットフォーム「Cloudflare Radar」はこのほど、2025年の世界で最も普及しているメッセージングサービスのトップ10を発表した。同ランキングで、地場総合インターネットメディア運営大手

クアンガイ省:ズンクアット経済区でディーゼル油流出、魚大量死 (14:20)

 南中部地方クアンガイ省バントゥオン村(xa Van Tuong)にあるズンクアット経済区でディーゼル油の流出事故が発生した。この事故により、魚など水生生物の大量死が発生し、河川や養殖場が深刻な汚染を受けた。 ...

ビンEVタクシー、アプリ「MoMo」と決済・配車連携で提携 (13:42)

 地場コングロマリットビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクを利用したレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM」を展

ホーチミン市交通運輸大学、鉄道シミュレーター導入 国内の大学初 (13:10)

 交通運輸省傘下のホーチミン市交通運輸大学(UTH)はこのほど、鉄道シミュレーターを導入した。これは、高速鉄道の制御・運行をコンピューターシミュレーションでトレーニングする設備で、国内の大学では初の導入...

外国船舶の国内海上輸送、26年2月から規制強化 (13:07)

 ベトナム政府は、国内海上輸送に対する管理を強化し、外国船舶の参入を必要最小限に抑える方針を打ち出した。これを受け、建設省は通達第41号/2025/TT-BXDを公布し、外国船舶に対する国内海上輸送許可の権限、...

MILIZE、音声AI技術の地場ナミテックと戦略的提携を締結 (12:14)

 人工知能(AI)とフィンテックの株式会社MILIZE(東京都港区)は、ベトナムを拠点とする音声AI技術のイノベーターであるナミテック(NamiTech、ホーチミン市)との間で、日本の保険業界および銀行・金融サービス・保...

ホーチミン市のFDI流入が大幅増、25年は83.7億USD (6:18)

 旧ホーチミン市、旧ビンズオン省、旧バリア・ブンタウ省の3省・市が合併して誕生した新ホーチミン市では、2025年の海外直接投資(FDI)認可額が前年比+24.2%増の83億7000万USD(約1兆3000億円)へと大幅に増加する...

ビンG、南北高速鉄道プロジェクト投資撤退 重点分野に資源集中 (6:10)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は25日、南北高速鉄道プロジェクトへの投資登録を撤回する文書を政府に提出した。  VIC傘下のビン

ベトナム在留邦人1万6636人で国別15位、前年比▲4.4%減 (5:33)

 日本の外務省が発表した海外在留邦人数調査統計の最新版によると、2025年10月1日時点におけるベトナム在留邦人数は前年比▲4.4%減の1万6636人で、国・地域別で15位となった。2025年のベトナム在留邦人数は、直...

「GiGOのたい焼き」、海外初出店 ホーチミンにグランドオープン (5:07)

 アミューズメント施設や飲食店施設の企画・運営を手掛ける株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港区)の海外現地法人であるGiGOベトナム(GiGO VIETNAM、ホーチミン市)は25日、秋葉原や池袋などの日本国内で...

ホーチミン:新暦正月の花火、実施場所を市内6か所に拡大 (4:58)

 ホーチミン市人民委員会はこのほど、2026年の新暦正月を祝う打ち上げ花火について、市内6か所で実施することを明らかにした。上空の高い位置と上空の低い位置で、それぞれ3か所ずつ花火を打ち上げる計画だ。 ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved