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東北部地方フート省タムノン郡クアンフック村(xa Quang Huc)に住むグエン・ティ・サウさん(女性・54歳)は、6歳の時に火傷を負い、下あごから腹部にかけての皮膚がひきつれを起こしてしまった。以来50年近くもの間、サウさんは首を動かすことも口を閉じることもできず、ほとんどの歯が抜け落ち、残っている下の歯はむき出しになっている。
こうした中、ハノイ市にある国立火傷病院はこのほど、サウさんが正常に口を閉じたり首を回したりできるよう、頸部の皮膚の再建手術を無償で行うことを決めた。
サウさんは19日、国立火傷病院のグエン・ザー・ティエン院長の招きにより、クアンフック村から約100kmの道のりをバイクタクシーで移動し、同病院で診察を受けた。
同病院の美容整形手術センターのセンター長を務めるブー・クアン・ビン准教授によると、まずは正常に首を動かすことができるよう、ひきつれた皮膚と筋肉の再建を行う。その後、歯と顎の部分の施術を行い、口を閉じられるようにするという。
サウさん一家は経済的に苦しい生活を送っており、治療費を工面することもできず痛みに耐える日々が続いてきた。サウさんは、「顔を元に戻せる日がくるなんて思ってもみませんでした。今は希望があります。医師の皆さんに心から感謝しています」と涙ながらに語った。
・ 火傷で半世紀口を開いたままの女性、皮膚再建手術で人生に変化 (2020/02/04)
・ 幼い頃の火傷で重度のケロイドに、50年近く口を開いたままの女性 (2019/08/17)

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