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ホーチミン市6区12街区にあるレクアンスン通り(Le Quang Sung)とグエンティニョー通り(Nguyen Thi Nho)の交差点辺りで8日午前9時ごろ、路線バスとバイクが接触事故を起こし、バス運転手の男が配車アプリ「グラブ(Grab)」の制服を身につけた男性を刃物で刺した。
男が運転していた路線バスは、チョロンバスターミナル~タンバン間を結ぶ150番のバス。このバスが現場近くのチョロンバスターミナルに向かって走行していたところ、グラブ運転手のバイクと接触した。
2人は路上で言い争いになり、逆上したバス運転手が刃物を取り出してグラブ運転手を刺した。肩を負傷して血まみれになったグラブ運転手は地元住民によって病院に救急搬送された。
警察は通報を受けて現場に急行し、バス運転手を逮捕して警察署に連行した。同事件を巡って、警察は引き続き裏付け捜査を進めている。
ベトナムの大都市などでは、バスが暴走したり危険な追い越しをするケースが多いため、バスは「王様の車」とも呼ばれており、バスの近くを走行しないことが推奨されている。