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ハノイ市ホアンマイ区、タインスアン区、ハドン区、ナムトゥーリエム区などの広域で10日から、水道水が悪臭を放ち生活用水として利用できなくなっている。
問題の水道水は、ゲレックス・エネルギー(Gelex Energy)傘下ソンダー水道(ビワスプコ=Viwasupco)が供給しているもので、消毒剤のような臭いと燃えた電線のプラスチックのような臭いがするという。
ビワスプコは市内の約10万世帯に水道水を供給している。市民から通報を受けて、ビワスプコと市当局は11日にサンプルを採取し、検査を行っている。検査の所要日数は7~10営業日だという。
ビワスプコは西北部地方ホアビン省を流れるダー川(song Da)を用いて水道水を生産している。同社によると、ホアビン省キーソン郡フーミン村(xa phu Minh, huyen Ky Son)にある同社の浄水場周辺で9日に廃油の流出が確認された。
ホアビン省の住民によると、8日夜に積載量2.5tのトラックが石油関連製品を泉に違法投棄しているのを目撃した。同社は警察など地元当局に通報して流出元の特定を要請すると共に、汚染水の処理を行ったという。
ハノイ市民はここ数日の間水道水を利用できず、高額で生活用水を購入しなければならない状況だ。マンションの前など市内の至る所に生活用水を購入する順番待ちの長蛇の列ができている。
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