ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ハノイの水道水汚染、容疑者3人を逮捕―廃油違法投棄

2019/10/22 04:30 ICT配信
イメージ写真
イメージ写真 写真の拡大.

 ハノイ市に隣接する西北部地方ホアビン省キーソン郡フーミン村(xa phu Minh, huyen Ky Son)で発生した廃油違法投棄事件で、同省はこれまでに容疑者3人を逮捕した。

 逮捕されたのは、リー・ディン・ブー容疑者(男・37歳、北部紅河デルタ地方バクニン省)、グエン・チュオン・ダイ容疑者(男・25歳、同)、ホアン・バン・タム容疑者(男・33歳、東北部地方ランソン省)の3人。

 ダイ容疑者とタム容疑者は18日に逮捕され、ブー容疑者はしばらく逃走していたが、家族の説得により20日に自首して逮捕された。3人は刑事法第235条に触れたとされ、環境汚染を引き起こした容疑で捜査を受けている。同法で定められた量刑は、3か月~7年の禁固刑、5000万~30億VND(約23万3000~1400万円)の罰金となっている。

 ブー容疑者は取り調べで、東北部地方フート省フート町(thi xa Phu Tho)にあるタインハー陶器(Gom Su Thanh Ha)に勤める「チャン」という女性から700万VND(約3万3000円)の報酬で廃油の投棄を頼まれたと供述している。

 ブーの指示を受けて、ダイとタムの2人が6日にトラックを運転してバクニン省からフート省のタインハー陶器を訪れて約10m3の廃油を荷台に載せ、8日にソンダー水道[VCW](Viwasupco)の浄水場周辺で廃油を違法投棄したという。

 タインハー陶器のグエン・ドゥック・チュエン会長は、「廃油はねずみ駆除などの目的に再利用できるため、当社から地元住民に分けることもある。問題の廃油は倉庫係が無断で売ったか提供したものとみられ、倉庫係に説明を求めている」とコメントした。

 VCWは同省を流れるダー川(song Da)の水を用いて水道水を生産し、ハノイ市の25万世帯に水道水を独占的に供給している。今回の廃油違法投棄により、同市南西部の広域で10日から水道水が悪臭を放ち生活用水として利用できない状況が続いていた。同社は16日に断水して導管の洗浄作業を行い、水道水の供給を再開した。

 ベトナム科学技術研究所(VAST)傘下の環境技術研究所が19日に実施した分析の結果、水道水中のスチレン濃度(廃油に含まれていたもの)がベトナム基準「QCVN 01:2009/BYT」で規定する許容濃度(20mg/L)を下回ったことが確認された。

 ただし、当面は引き続き水道水を洗濯やシャワー、貯水槽の洗浄などの目的にのみ使用することとし、調理での使用や沸かして飲料水にするなどの摂取は控えるべきだとしている。同市当局は今後もしばらく水道水の分析を続けていく。

[Vnexpress 17:09 18/10/2019 / Thoi Dai 07:01 21/10/2019 / Phap Luat Xa Hoi 09:43 21/10/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ハノイで「空飛ぶタクシー」実証実験へ、市当局と地場企業が協力 (4:34)

 ハノイ市科学技術局と地場投資・テクノロジー企業のフンベト(Hung Viet)は28日、同市における低空経済(Low-Altitude Economy=LAE)の開発モデルの構築に向け、自動操縦型の「空飛ぶタクシー」を用いた実証実験(...

中秋節の月餅、EC市場で売上6割増 ティックトックショップが席巻 (4:21)

 2026年の中秋節(旧暦8月15日=新暦9月25日)のシーズンに、ベトナムの電子商取引(eコマース=EC)市場では月餅の売上高が大幅に増加した。  ECデータを手掛けるメトリック(Metric)の報告によると、8月19日か...

ダナン:五行山の世界遺産登録目指す、複合遺産として推薦準備 (3:54)

 南中部地方ダナン市は、同市グーハインソン街区(phường Ngũ Hành Sơn、旧グーハインソン区)にある観光名所「五行山(グーハインソン=Ngũ Hành Sơn)」について、国際...

21年で義肢1600本を無償製作、障がい者の自立支える元傷病兵の医師 (27日)

 医師のレ・タイン・ドーさん(男性・81歳)は、過去21年間にわたり、集合住宅にある自宅を工房に改装し、1600本以上の義手や義足を製作して傷病兵や障がい者に無償で提供し、社会復帰を支援してきた。  ある...

WEF旅行・観光開発指数ランキング、ベトナムは110か国中52位 (3:23)

 世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2026年版旅行・観光開発指数(The Travel & Tourism Development Index 2026)」のランキングによると、ベトナムはスコアが4.15で世界110か国・地域中52位となった。2024年と...

ベトナムの越境QR決済、日本・インド・マレーシアでも展開へ (2:38)

 ベトナムの越境QRコード決済システム「VietQRGlobal」が日本、インド、マレーシアの3か国へ拡大する見通しとなった。ベトナム国家銀行(中央銀行)傘下のベトナム国家決済社(NAPAS)のグエン・ダン・フン副社長が...

神奈川県、ベトナムに海外事務所を開設 地方自治体初の試み (2:17)

 神奈川県と公益財団法人神奈川産業振興センター(KIP)は11月1日、ハノイ市に「ハノイ・神奈川経済貿易事務所」を開設する。  日本の地方自治体が主導してベトナムに海外事務所を設置するのは初めてとなる。 ...

UMI、ハノイ市科学技術局などと新素材やGX分野で協力覚書 (1:04)

 素材・化学分野に特化した投資活動を行うユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI、東京都中央区)は、ハノイ市のインフラ整備と経済社会発展に向け、新素材やグリーントランスフォーメーション...

河合塾グループ、ベトナムのVCファンドに投資実行 (0:50)

 河合塾グループの持株会社である株式会社KJホールディングス(東京都新宿区)は、ベトナムを中心とした東南アジアのスタートアップ企業に投資するベンチャーキャピタルのドゥー・ベンチャーズ(Do Ventures)が運営...

米USTDA、ホーチミンの集中型デジタル技術団地のFS調査を支援 (28日)

 米国貿易開発庁(USTDA)は、ホーチミン市における総面積300haの集中型デジタルテクノロジー団地「スタビアン・デジタルパーク(Stavian Digital Park)」の事業化調査(FS)に対する資金援助協定を締結した。  ...

ベトナムと北朝鮮の国防次官がハノイで会談、実質的協力を推進へ (28日)

 ハノイ市で24日午後、グエン・チュオン・タン国防次官(上将)と北朝鮮のリョ・チョルウン国防次官(上将)が国防次官級会談を行い、両国間の国防協力関係や共に関心を持つ国際・地域情勢について意見を交わした。 ...

ベカメックス東急、ビンズオン新都市で高級分譲マンション竣工 (28日)

 東急株式会社(東京都渋谷区)とホーチミン市人民委員会傘下の工業団地開発大手ベカメックスグループ[BCM](Becamex Group)の合弁会社であるベカメックス東急(BECAMEX TOKYU)は、ホー

ハノイ工科大学に「越日スペース」開設、関彰商事が支援 (28日)

 ハノイ市のハノイ工科大学(HUST)で18日、「越日スペース(Vietnam-Japan Space)」の開設・竣工式典が開催された。  同施設は、日本語や日本文化の学習支援、キャリア支援、先端技術分野における共同研究の推...

NTT e-MOIなど日越4社、ベトナムのデジタル農業分野で協力覚書 (28日)

 ローコードソフトウェア開発を強みとするNTT e-MOI(ハノイ市)、携帯通信大手ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)傘下のVNPT情報技術(VNPT-IT、ハノイ市)、ニイヌマ株...

グリーンSM、オランダでEV試行運行を開始 欧州2か国目 (28日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクの車両リース・タクシー会社で、配車サービス「グリーン

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved