ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ホアンキエム湖の亀を捕獲した男性、逮捕きっかけに家族と5年ぶり涙の再会

2019/12/19 06:27 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien

 ハノイ市ホアンキエム区中心部のホアンキエム湖で16日午後、湖に生息する亀を釣り上げた男性が警察に逮捕された。そして、これに関する記事を目にした家族が、5年前に家出したまま連絡が途絶えていたこの男性を迎えに警察署を訪れ、一家は涙の再会を果たすこととなった。

 T・H・Hさん(男性・41歳、北中部地方ゲアン省出身)は16日午後、友人と共にホアンキエム湖で魚釣りをしていた。しかし、そこで釣り針に引っ掛かったのは、魚ではなく体重約15kgの亀だった。

 大亀を水揚げしている2人を目撃した市民が警察に通報し、友人は逃げ去ったもののHさんは身柄を拘束され、ハンチョン街区(phuong Hang Trong)警察に連行された。

 検査の結果、この亀は希少動物ではないことが確認された。警察は検査の結果を踏まえ、大亀をホアンキエム湖に戻すことについて森林警備機関に打診している。Hさんについては「現行規定に従い処分する」と発表した。

 こうした中、電子新聞に掲載されたHさんの写真を目にした家族2~3人が17日に同街区警察署を訪れ、一家は正門前で号泣しながら抱き合った。Hさんは大学で経済を専攻し、卒業後にビジネスに着手。しかしこれに失敗し家族に合わせる顔がなくなってしまったため、5年前に家出し連絡が取れなくなっていたという。

 なお、ホアンキエム湖の亀はハノイ市民にとって神聖な存在だ。ベトナムが中国の明に支配されていた15世紀、後に黎(レ)朝(1428~1527年、1532~1789年)の初代皇帝となるレ・ロイ(Le Loi=黎利)が、湖の宝剣によって明の駆逐に成功した。平和な日々が続いていたある日のこと、レ・ロイが湖を散歩していると神の使いである大亀が現れ、宝剣を持ち主の竜王に返すように言って、湖の底に持ち帰ったという。この伝説から、湖は「ホアンキエム(Hoan Kiem=還剣)湖」と呼ばれるようになった。

[Thanh Nien 15:14 17/12/2019, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ラム書記長がカンボジア訪問、フン・セン党首と両党会談を主宰 (6:39)

 ベトナムのトー・ラム書記長、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長はラオスの同時訪問を終えた後、その足でカンボジアに移動した。カンボジアでは、ラム書記長とカンボジア人民党(CPP)のフン...

ラオスで「ベトナム大学」設立へ、相互語学教育も推進 (6:10)

 ベトナムのトー・ラム書記長のラオス公式訪問に合わせ、ベトナム教育訓練省とラオス教育スポーツ省が、ラオスにおけるベトナム大学の設立に関する覚書(MOU)を締結した。  教育プログラムはラオスの実際の需...

VCCI初代会長のタイン元副首相が死去、ドイモイの経済改革に貢献 (5:53)

 ベトナム商工連盟(VCCI)初代会長で、副首相も務めたドアン・ズイ・タイン氏が6日、97歳で死去した。  同氏は、1929年に北部紅河デルタ地方ハイズオン省(現ハイフォン市)で生まれた。政治家として長く活躍し...

テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し (8日)

 テト(旧正月)が近づくと、宴席用やテト期間に備えた保存用として、海の魚の炭火焼きの需要が高まる。これに伴い、北中部地方クアンチ省のクアベト村で魚を焼く仕事に従事する人々は、平常時よりも一層忙しくな...

V-GREEN、トゥイ女史が新会長就任 貿易大卒の35歳 (5:03)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)のEV充電インフラ整備を手掛けるV-GREENグローバル充電

日本政府、ビンロン省の農協に精米関連機材を引き渡し (4:41)

 日本政府は1月22日、南部メコンデルタ地方ビンロン省のタンダット農協で2023年度「ビンロン省精米関連機材整備計画」の引き渡し式典を開催した。式典には、小野益央在ホーチミン日本国総領事が出席した。  ...

河村電器産業、地場同業のアインティをグループ化 企業価値向上へ (4:08)

 受配電設備メーカーの河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市)は2日、ベトナムの配電盤メーカーであるアインティ(ANH THY、ホーチミン市)と株式譲渡契約を締結した。今後、アインティの株式の64%を追加で取得し、...

マリモHDとマーキュリアHD、ホーチミンの不動産開発で合弁契約 (3:02)

 株式会社マリモホールディングス(広島県広島市)グループの海外不動産事業統括会社であるマリモグローバル(Marimo Global=MGL)と、株式会社マーキュリアホールディングス(東京都千代田区)のグループ会社である...

26年1月のFDI実行額、5年ぶり高水準 認可額減も投資は稼働段階 (2:59)

 財政省傘下海外投資局(FIA)が発表した海外直接投資(FDI)に関するデータによると、2026年1月のFDI実行額(推定値)は前年同月比+11.3%増の16億8000万USD(約2640億円)となり、直近5年の1月として最高水準を記録し...

26年1月の輸出入総額、前年同月比+39%増 対米黒字・対中赤字 (2:07)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1月の輸出入総額は前月比▲0.6%減、前年同月比+39.0%増の881億6400万USD(約13兆8000億円)に達した。  内訳は、輸出額が前年同月比+29.7%増の4...

世界とアジアのベストデスティネーション26年版、ハノイが世界4位 (7日)

 世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー(Tripadvisor)」は、トラベラーズチョイスアワードの「ベスト・オブ・ザ・ベスト・デスティネーション」2026年版を発表した。  これは、過去12か月間...

「グリーンパラダイス・テトフェスト」、カンゾーで7日から (7日)

 ホーチミン市の旧カンゾー郡で、テト(旧正月)を祝う大規模イベント「グリーンパラダイス・テトフェスト(Green Paradise Tet Fest)」が開催される。同イベントの枠組みで、熱気球フェスティバルも催される。 ...

党大会後初外遊のラム書記長、ラオスでトンルン書記長と会談 (6日)

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。ラム書記長は首都ビエンチャンで5日、トンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記...

ベトジェットエア、「アジア太平洋航空金融センター」設立を発表 (6日)

 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)の運営機関はこのほど、「シンガポール・エ

日本でベトナム語能力検定試験を実施へ、ハノイ師範大学 (6日)

 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行について、日越経済協力促進協会(VJECPA)と提携して実施することに関する決定を同協会に手渡した。  決...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved