ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

ホアンキエム湖の大亀死す、ハノイ市民に愛された伝説の亀

2016/01/21 05:05 ICT配信

 ハノイ市ホアンキエム中心部のホアンキエム湖で19日17時ごろ、大亀の遺体が市民により発見された。大亀の遺体は、ハノイモイ新聞本社ビル前のリータイトー通り沿いの土手に漂流していた。多くの市民に守られる中、遺体は同湖の小島に建つゴックソン祠に運ばれた。

 市民の通報を受けて、市の指導者は祠に足を運び、市民にとって神聖な存在だった大亀に別れを告げた。市の決定によると、大亀の遺体は政府直属のベトナム科学技術研究所(Vietnam Academy of Science and Technology=VAST)傘下のベトナム自然博物館(18 Hoang Quoc Viet St., Cau Giay Dist., Ha Noi)に移管され、研究目的で保存される見通し。

 今回死亡した大亀は、体長185cm、甲羅の幅100cm、体重169kg。同湖ではこれまでに大亀4個体の生息が確認されたが、今回を含めていずれも死亡している。今回死亡した大亀が最後に目撃されたのは、2015年12月21日のことだった。この大亀は、2011年に傷の治療を目的として捕獲され、治療後に湖へ帰されていた。

 ホアンキエム湖の大亀には、今なお語り継がれる伝説が存在する。ベトナムが中国の明に支配されていた15世紀、後に黎(レ)朝(1428~1527年、1532~1789年)の初代皇帝となるレ・ロイ(Le Loi=黎利)が、湖の宝剣によって明の駆逐に成功した。平和な日々が続いていたある日のこと、レ・ロイが湖を散歩していると神の使いである大亀が現れ、宝剣を持ち主の竜王に返すように言って、湖の底に持ち帰ったという。この伝説から、湖は「ホアンキエム(Hoan Kiem=還剣)湖」と呼ばれるようになった。

【関連記事】

・ ホアンキエム湖の大亀研究に貢献、「亀博士」ドゥック氏が死去 (2026/08/12)
・ ホアンキエム湖の亀を捕獲した男性、逮捕きっかけに家族と5年ぶり涙の再会 (2019/12/19)
・ ホアンキエム湖の大亀、標本化作業を終えて玉山祠に展示 (2019/03/21)
・ ハノイ:「伝説の大亀」の保護・繁殖計画を策定 (2018/11/08)
・ ホアンキエム湖の大亀、死体の標本化作業に着手 (2016/04/25)
・ ホアンキエム湖の大亀たち、知られざる受難の歴史 (2016/01/24)
・ ホアンキエム湖の大亀も寒さにお手上げ、湖面に浮かんで一休み (2014/02/19)
・ ホアンキエム湖の大亀、治療を終え、湖に帰る (2011/07/18)
・ スイス研究機関、ホアンキエム湖の大亀のDNA分析 (2011/04/25)
・ ホアンキエム湖の大亀、捕獲に成功 (2011/04/05)

[Vo Hai, VNExpress, 20/1/2016 | 07:51 GMT+7, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
ベトナム:働きたい企業、ビンパールとベトテルIDCが各部門首位 (10:45)

 求人・求職プラットフォーム大手キャリアベト(CareerViet)は、市場調査会社アムコ・ベトナム(Amco Vietnam)の協力のもと、8日にホーチミン市で「働きたい企業2026」の表彰式を開催した。今回の調査には8万2484...

ベトナム・カンボジア首脳会談、貿易額200億USD目標で一致 (9:50)

 レ・ミン・フン首相は9日、カンボジアを公式訪問し、同国の首都プノンペンでフン・マネット首相と会談した。両国間の経済的な連携を強化し、二国間貿易額を将来的に200億USD(約3兆1600億円)へ引き上げる方針で...

WTAアジア版、ベトナムのリゾートや航空会社などが44部門に選出 (8:57)

 世界の観光業界の「オスカー」とも称される「ワールド・トラベル・アワード(World Travel Awards=WTA)」は、アジアの観光をリードするホテルやリゾート、航空会社、旅行会社などを選出した2026年版のリストを...

両手足のない少女が掴んだ夢、デザイン専攻の短大生への道 (4日)

 生まれつき両手足がないホアイ・トゥオンさん(女性・2008年生まれ)は、左右の上腕を使って自力で文字の書き方や絵の描き方を学び、この9月からは短期大学でグラフィックデザインを学んでいる。  9月末のあ...

米誌「世界で最も魅力的な国2026」、ベトナムが10位 日本1位 (7:55)

 米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler=CN Traveller)」が発表した読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード2026」の米国版および英国版で「世界で最も魅力的な国」の...

「にいがたベトナムフェスティバル」、10月11日・12日開催 (6:19)

 新潟県は、10月11日(日)・12日(月)の両日、「にいがたベトナムフェスティバル2026」を新潟県長岡市のハイブ長岡で開催する。開催時間は各日10時00分から16時30分までで、入場無料となっている。  同イベン...

ヤマト運輸、ザービン空港で高度物流ハブ構築へ 地場と基本合意 (5:55)

 ヤマト運輸株式会社(東京都中央区)は8日、急成長中の地場系新興不動産会社であるマステライズ・グループ(Masterise Group)傘下のマステライズ・アビエーション・インフラストラクチャー(Masterise Aviation Inf...

1~9月期の発電・輸入電力量、前年同期比+9.3%増 電源開発加速 (9日)

 ベトナム電力グループ(EVN)によると、2026年1~9月期の全国の発電・輸入電力量は前年同期比+9.3%増の2657億9000万kWhとなった。  EVNは需要増に対応するため、主要電源や送電網の整備を加速させるとともに...

フン首相がラオス訪問、会談で連携強化を確認 協力文書11件交換も (9日)

 レ・ミン・フン首相は8日と9日、ラオスのサルムサイ・コンマシット首相の招きに応じ、同国の首都ビエンチャンを公式訪問している。  両首相は8日に会談を行い、ベトナムとラオスの特別な関係が両国の外交政...

R&I、越の外貨建て発行体格付「BBB-」に引き上げ 初の投資適格級 (9日)

 日本の格付け会社である株式会社格付投資情報センター(R&I、東京都千代田区)は8日、ベトナムの外貨建て発行体格付を「BB+」から「BBB-」に引き上げたと発表した。格付の方向性は「ポジティブ」から「安定的」に...

ベトナム中銀、銀行のAI利用に新規制 3段階でリスク分類 (9日)

 ベトナム国家銀行(中央銀行)は、銀行業界における人工知能(AI)の活用に関する安全管理やリスク管理、導入条件を規定した通達第53号/2026/TT-NHNNを発出した。同通達は、AIは人間の権限や責任を代替しないとする...

ベトジェットエア、ホーチミン~モルディブ線を12月5日就航 (9日)

 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は12月5日、ホーチミン市とモルディブを結ぶ新路線を開設する。スリランカのコロンボを経由して、週3往復(火・木

積水樹脂、韓国とベトナムの交通安全事業会社Hi-Qを買収 (9日)

 都市環境事業や交通・標識事業、景観事業などを手掛ける積水樹脂株式会社(大阪府大阪市)は、韓国とベトナムで交通安全製品の開発・製造・販売などを展開する韓国の交通安全事業会社であるHi-Qの経営権を取得し...

カントー大学と日系2社が覚書、もみ殻バイオ炭で農地改善へ (9日)

 農業関連技術を手掛けるアグリウェーブ株式会社(東京都千代田区)と土壌改善剤や炭化装置のトレーディングを支援する三昌商事株式会社(大阪府大阪市)、南部メコンデルタ地方カントー市のカントー大学(CTU)の3者...

パナソニック、ベトナムで使用済み家電の回収・再資源化へ実証開始 (9日)

 パナソニック株式会社(大阪府門真市)は、ベトナムとフィリピンで使用済みエアコンの回収および再生・再資源化に向けた実証を開始する。実施期間は両国ともに2026年10月から2027年3月末までとなる。  パナソ...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved