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酒量にかかわらず飲酒運転を一切禁止とするアルコール被害防止法と同法をガイダンスする政令第100号/2019/ND-CPが2020年1月1日に施行されたことで、国内では飲酒運転に対する処分が厳格化されている。こうした状況を受け、最近フェイスブック(Facebook)上では、運転代行グループが続々と誕生している。
グループに参加しているのは、仕事で接客の多い人、根っからのお酒好きな人、飲食店のオーナー、専業運転手など。ある運転代行グループに参加しているAさん(ホーチミン市在住)は、「車で来店してしまった場合に役に立つ」と語る。
グループメンバーの助けが欲しい人は、グループのページに場所や時刻、距離などの情報を投稿する。運転代行の料金は、距離10km未満で30万~50万VND(約1450~2400円)が目安となっている。
グループの管理者は、盗難や事故を未然に防ぐために運転免許証の提示を求めるなどの審査を経てグループ参加の可否を決定する。今年初めに新規定が施行されてから僅か半月で、各グループの参加者数は数千人にも上っている。
この他、配車アプリをプラットフォームとする輸送サービスの需要も高まっており、一部のレストランや居酒屋では、客を自宅まで送り届けるサービスを展開し、客の車両を翌日まで保管する駐車場も確保するなどして対応している。
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