ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

首相、カラオケ・ディスコを除く不要不急な業種の営業再開を許可

2020/05/07 18:35 JST配信
(C) Baochinhphu
(C) Baochinhphu

 グエン・スアン・フック首相は7日に開かれた政府会合で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関する新たな指導方針を発表した。それによると、不要不急な業種について、カラオケとディスコ以外は営業再開を認めるとした。

 首相はこの席で、国外からの感染者流入を除き、国内では21日間連続で市中感染による新規感染者が確認されておらず、国内の感染リスクは低いと評価。その一方で、東南アジアを含む世界各国は依然として終息には程遠い状況であるとし、「油断禁物」と警鐘を鳴らした。

 首相は今後も、ベトナム人・外国人を問わず入国者全員に対して14日間の隔離措置を適用し続けることの必要性を改めて強調するとともに、感染経路が不明な新規感染者を出さないよう強く求めた。

 引き続き、アルコール消毒による手洗いを徹底させ、公共の場や公共交通機関でのマスク着用を義務付ける。但し、教育施設では学習中にストレスを感じる可能性があるため、生徒に対するマスク着用は義務付けていない。

 感染予防対策として臨時休業措置が適用されていた不要不急な業種については、カラオケとディスコを除き、マスク着用や手洗い、消毒などの予防対策を行えば営業再開を認める。公共交通機関(旅客機や鉄道、バス、船など)における社会的距離と定員制限も解除。また、スポーツ競技や大人数が集まるイベントの開催も許可する方針。

 各省庁および自治体は、企業各社に対する支援策など経済振興策に努める。新型コロナ禍で特に大きな打撃を被った観光業については、夏季以降の回復を目指して国内観光促進策を展開し、適切な時期に海外向け市場を再開できるよう準備を進めていく。

[Baochinhphu 11:22 07/05/2020 U].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
聖母マリア教会がXmasライトアップ、LED装飾は昨年の2倍 (6日)

 ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)中心部に位置するドゥックバー(聖母マリア)教会は、今年もクリスマスシーズンに合わせて装飾され、クリスマスの雰囲気を楽しむ大勢の家族連れや若者で賑わっている。  同教...

第21回ホイアン日本祭り2025、12月26日から開催 (6日)

 南中部地方ダナン市(旧クアンナム省)のホイアン文化遺産保存管理センターは4日、ホイアン旧市街で12月26日(金)から28日(日)にかけて、第21回ホイアン日本祭り2025が開催されると発表した。  同イベントはダ...

コンダオ国立公園、IUCNグリーンリストに認定 (6日)

 ホーチミン市コンダオ特区のコンダオ国立公園(Vuon Quoc gia Con Dao)はこのほど、国際自然保護連合(IUCN)が認定・授与する「グリーンリスト(Green List)」の認定証を受領した。  「グリーンリスト」は、コ...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

ラムドン省:洪水で1750世帯が孤立、自治体が緊急対応を指示 (5日)

 南中部地方ラムドン省で豪雨に伴う洪水被害が発生している。旧ビントゥアン省のエリアを中心に大規模な洪水が発生し、約1750世帯が孤立する事態となり、同省人民委員会が4日に緊急対応を指示した。  省全体...

国会、緊急事態法を可決 宣言・解除の権限は国会常務委員会に (5日)

 国会は3日、緊急事態法を賛成多数で可決した。同法は6章36条から成り、2026年7月1日に施行される。  同法が規定する緊急事態とは、国民の生命や健康、国・機関・団体・個人の財産を著しく脅かす災害、また...

ハノイ:国会議事堂内で国会博物館が開館、国会関連の資料展示 (5日)

 ハノイ市バーディン街区ドックラップ通り1番地(1 Doc Lap, phuong Ba Dinh, TP. Ha Noi)の国会議事堂内で2日、ベトナム国会博物館の開館式が開催された。合わせて、国会開設80周年(1946~2026年)を記念する書籍...

FPTと韓国企業が合弁会社を設立、建設人材雇用のデジタル化で (5日)

 建設関連の外国人材と企業とのマッチングプラットフォーム「カダ(GADA)」を運営する韓国のワークスメイト(Worksmate)は2日、ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グ

FPTとベトナム航空、独身社員向け「お見合い」イベント開催 (5日)

 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)グループは、ベトナム航空[HVN](Vietnam A

カンゾー~ブンタウ間の海上橋案件、ビンGがプレFSの審査申請 (5日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)は、ホーチミン市旧カンゾー郡と旧バリア・ブンタウ省ブンタウ市を結ぶ海上橋の建設計画のプレ事業化調査(プレFS)の

性的倒錯者を職場で殺害、省市場管理チーム元幹部を逮捕 (5日)

 東北部地方ランソン省警察は3日、ドアン・バン・サン容疑者(男・57歳)を殺人容疑で逮捕したと発表した。事件はその残虐性から、国内だけでなく海外にも大きな衝撃が広がっている。  サン容疑者は、被害者で...

ダナン:地下工事中の新都市区に巨大な陥没穴、車2台落下 (5日)

 南中部地方ダナン市アンハイ街区で建設中の新都市区案件「キャピタル・スクエア3(Capital Square 3)」に隣接するグエンコンチュー(Nguyen Cong Tru)通りで3日午後2時10分ごろ、大規模な陥没事故が発生した。 ...

コクヨ、地場ティエンロン文房具Gを子会社化へ (5日)

 文房具やオフィス家具の製造・仕入れ・販売を手掛けるコクヨ株式会社(大阪府大阪市)は、地場大手文房具・事務用品メーカーのティエンロン文房具グループ[TLG](Thien Long Group)の

ハノイ:大気汚染対策を強化、ドローン導入など 休校も検討 (5日)

 ハノイ市人民委員会は、大気汚染の深刻化を受け、市内の農業残渣の野焼きやごみ焼却などの取り締まりを強化することを目的として、ドローンによる監視措置と、粉じんを抑制するための噴霧装置を導入する方針を...

11月のベトジョー記事10選:自然災害被害報告など (5日)

 ベトナムでは自然災害が頻発しており、1~11月期の自然災害による死者・行方不明者は409人に上り、経済的な被害額は85兆VND(約5000億円)と推定されています。  また、11月には、観光不動産開発を手掛けるサ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved