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ホーチミン市人民委員会はこのほど、同市調査機関が2019年6月の調査報告書で指摘していた同市教育訓練局の幹部3人の組織管理に関する過ちや欠点を厳しく批判した。同局は、国の予算を使用して海外出張を行っていた。
批判を受けたのは、教育訓練局のレ・ホン・ソン局長、グエン・バン・ヒエウ副局長、レ・ホアイ・ナム副局長の3人。ソン局長は管理者として個人及び部下の犯した過ちを深く反省し、報告書が指摘した過ちを繰り返さないよう求められた。
報告書によると、同局は日本の幼稚園管理状況を視察研修するための出張費の一部として、規定に反して4640万VND(約21万5000円)を支出した。また、まだ結論が出ていない英語を使う数学・科学教員の養成コース開講費用として360億VND(約1億6700万円)を支出した。このほか、会議や研修の開催、直属機関への予算配分、公共資産のリースなどに過ちがあった。
報告書は、過ちや欠点の責任は局長ら3人にあると指摘。組織管理の過ちから教訓を引き出し、克服策を厳格に実行するよう求めている。