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資源環境省は12日、北中部地方ハティン省人民委員会と台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)と会合を開き、同社の環境保護に関する違反の克服と約束の実施状況について評価した。FHSは2016年4月に、排水システムの運転過程の違反行為により北中部地方4省で魚の大量死事故を引き起こした。
 資源環境省のモニタリングチームの報告によると、FHSはこれまでに53の行政違反の全てを克服し、環境保護のために改善要求のあった全ての施設を完成させ、正式な運転に必要な同省の確認書を取得している。
 FHSによれば、環境保護施設にかけた経費は投資総額の約10%に相当する14億USD(約1460億円)に上り、このうち事故後に投じた金額は3億5000万USD(約364億円)だという。同社は2016年6月に事故の責任を認めてベトナム国民に謝罪、経済損失を受けた漁民と海洋環境汚染処理に対する賠償金として総額5億USD(約520億円)を支払うと公約した。
 ボー・トゥアン・ニャン資源環境次官は、FHSの行政違反の克服と公約の実行に対する取り組みを評価。同社に対し、社会的責任を自覚し、環境保護に関心を持って定期的に事故発生時の対処訓練を実施するよう求めた。
 
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