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米国で新型コロナウイルスワクチンの2回の接種を終え、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の発行を受けたベトナム人が、10日にホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。米国で「ワクチンパスポート」を取得したベトナム人が帰国したのは初めてのケース。
ワクチン接種を受けて帰国したのは、医師のカルバン・Q・チンさん。チンさんは米国で修士号を取得し、スポーツ医学と産後リハビリテーションを専門としている。今回は仕事のためにベトナムへ帰国したという。
チンさんのパスポートには、米国疾病予防管理センター(CDC)の接種証明書が添付されている。ただし、ベトナムではまだ「ワクチンパスポート」に関する規定や仕組みが整備されておらず、効力がない。そのため、チンさんはベトナムの規定に従って他の入国者と同様に14日間の隔離措置を受けなければならない。
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