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首相、国際線運航再開とワクチンパスポート導入に向け行動促す

2021/03/18 04:56 JST配信
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 グエン・スアン・フック首相は17日に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会と地方自治体とのオンライン会議で、「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」の導入を促した。

 首相は「輸送やサービス・観光分野の企業は特に大きな困難に直面している」として、関連機関に対し、新型コロナの影響を受けた産業、特に観光・航空産業に対する追加支援措置、復興政策を積極的に実施することの必要性を述べた。

 首相はこの一環として、国際線の段階的な運航再開、また人々の移動の安全性を確保する証明書となるワクチンパスポートの導入に向けて計画案を策定するよう指導した。

 首相は同事業に関して観光諮問委員会(TAB)から提案を受けたと述べ、文化スポーツ観光省と外務省に対し、TABの提案を検討し、各国の経験を踏まえた上で具体策を提案するよう求めた。

 なお、ワクチン接種を受けた人々の入国受け入れ再開に向けて、保健省は既に情報通信省と主要通信事業者と協力し、ワクチンパスポートに関連する技術的なソリューションシステムの構築を進めている。システムは4月上旬の完成を目指す。

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