ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

越日路線など国際線定期便、7月からの運航再開を提案 航空局

2021/04/01 06:18 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は、国際線定期便の運航再開計画を同省に提案した。計画は3期に分かれている。

 第1期では、ベトナム国民向けに「パッケージフライト」を運航する。パッケージフライトはベトナムの航空会社と旅行会社が管轄機関から承認を得た上で、外交機関と地方自治体と協力し、運航や入国者の受け入れを手配する形で行う。

 パッケージフライトには航空券の運賃や新型コロナウイルス検査、ホテルでの隔離(15日間)、食事などにかかる費用が含まれる。対象の国際線は航空会社が提案することとし、運航頻度は地方自治体の隔離施設の入国者受け入れ能力に合わせて調整する。

 第2期ではパッケージフライトに加え、7月からベトナム国民と外国人向けに国際線定期便を運航する。まずはベトナム~日本間、ベトナム~韓国間、ベトナム~台湾間の3路線を運航する。これにより、同3か国から週に計24便、6000~7000人の入国者を受け入れる見通し。乗客は航空会社または指定されたパートナー企業に、航空券の運賃や新型コロナウイルス検査、ホテルでの隔離、食事などを含めたサービス料金を支払うこととなる。

 第3期ではさらに、「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」の導入とベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの大量接種を想定し、9月からベトナムと一部の国々を結ぶ定期便を通常運航する。ワクチンパスポートを所持する入国者には、隔離を不要とする見通し。

 これに関連し、ワクチン接種を受けた人々の入国受け入れ再開に向けて、保健省は既に情報通信省と主要通信事業者と協力し、ワクチンパスポートに関連する技術的なソリューションシステムの構築を進めている。システムは4月上旬の完成を目指している。

 なお、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、国際航空運送協会(IATA)が運用の準備を進めているデジタル健康パスポート「IATAトラベルパス(IATA Travel Pass)」の導入計画を明らかにした。

【関連記事】

ベトナム航空、日本路線の7月運航スケジュールを発表 全便運休 (2021/06/14)
ベトナム航空、日本路線の5~6月運航スケジュールを発表 (2021/05/04)
クアンナム省:全国初のワクチンパスポートを試験導入か (2021/04/20)
ワクチンパスポート、システム完成 導入後も隔離継続の方針 (2021/04/13)
「健康申告しなければ搭乗禁止」、連休前に新型コロナ対策強化 航空局 (2021/04/08)
ベトジェットエア、ベトナム発日台韓タイ行きの国際線を運航再開 (2021/04/05)
ベトナム航空、ベトナム発日韓豪行きの国際線を4~6月に運航 (2021/03/31)
ベトナム航空、台湾発の帰国便を運航 200人が帰国 (2021/03/29)

[Tuoi Tre 07:37 31/03/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
フーコック国際空港、ベトナム空港社からサン空港社に引き渡し (15:32)

 南部メコンデルタ地方アンザン省人民委員会とベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)、南部空港局(SAA)、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のサ

ダナン三日月リゾートが第2期着工、15階建てホテル棟など建設 (14:05)

 南中部地方ダナン市にある「ダナン三日月ジャパニーズリゾート&スパ(Da Nang - Mikazuki Japanese Resort & Spa)」は18日、プロジェクト第2期の起工式を開催した。  スパ&リゾートホテルを展開するホテル...

ベトジェットエア、年末・テトに向けて運賃100%割引キャンペーン (13:25)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、年末とテト(旧正月)のホリデーシーズンに向けて、11月24日(月)から30日(日)まで、すべての路線の航空券を対象に、

ハノイ郊外の2つのトンネル、軍幹部をかくまった地下要塞 (16日)

 フランス軍との9年間におよぶ抗戦中、ハノイ市の旧ドンアイン郡ナムホン村(現在のフックティン村)と旧タインオアイ郡タムフン村(現在のタムフン村)の住民たちは、戦火から村を守り、また軍幹部をかくまいながら...

神戸港、ロンアン港と航路拡大や人材育成などで連携 (12:44)

 兵庫県神戸市にある神戸港は17日、南部地方タイニン省(旧ロンアン省)のロンアン港との間で、航路拡大や人材育成などの分野について基本合意書(MOU)を締結した。  ロンアン港は、2023年にコンテナの取り扱い...

ラム書記長、スロバキア国防相と会見 国防・経済協力拡大 (6:53)

 トー・ラム書記長は18日、ベトナムを公式訪問中のスロバキアのロベルト・カリニャーク副首相 兼 国防相と会見した。  ラム書記長は、今回の訪問は両国の外交関係樹立75周年(1950年~2025年)の節目に当たり...

エースコックベトナム、人気商品ハオハオのプレミアム版を発売 (6:41)

 エースコックベトナム(Acecook Vietnam)は15日にホーチミン市のイオンモール・タンフーセラドンで開催されたイベントで、主力商品「ハオハオ(Hao Hao)」の高級版となる新商品「ハオハオ・プレミアム(Hao Hao Pr...

ダナン:「MMスーパーセンター・ダナン」開業、面積2万m2 (5:54)

 タイの大手財閥TCCグループ(TCC Group)傘下のMMメガマーケット(MM Mega Market=MMVN)は18日、南中部地方ダナン市ホアカイン街区にショッピングセンター(SC)「MMスーパーセンター・ダナン(MM Supercenter Da Na...

フエ市など3省・市、新人民委主席が就任 (5:35)

 各地方自治体での人事異動により、◇北中部地方フエ市、◇同ゲアン省、◇東南部地方ドンナイ省の人民委員会主席が交代となった。  新主席に就任した3人は以下の通り。 ◇フエ市人民委員会主席:グエン・カッ...

日本電波ニュース社、ベトナム事務所を再開 (4:22)

 ベトナム外務省は17日、株式会社日本電波ニュース社(NDN、東京都港区)に対し、ベトナム事務所再開の許可証を交付した。交付式にはNDNの上田未生代表取締役や在ベトナム日本国大使館の代表らが出席した。  ...

光学製品の恵和、ベトナム駐在員事務所をハノイに設立へ (4:03)

 光学製品事業や機能製品事業を手掛ける恵和株式会社(東京都中央区)は、ベトナム駐在員事務所をハノイ市に設立する。  同社グループは、中期経営計画の基本方針の1つである経営基盤の強化の一環として、海外...

OKI、ハイフォンの新工場を本格稼働 ATMなどの生産能力拡大 (3:26)

 沖電気工業株式会社(OKI、東京都港区)は、北部紅河デルタ地方ハイフォン市のチャンズエ工業団地の生産拠点「OKIベトナム(OKI VIET NAM)」をリニューアルし、9月より新工場として本格稼働を開始した。  これ...

25年10月の新設外資企業413件、前年同月比+42% (2:47)

 各省・市の計画投資局のデータによると、2025年10月に全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は前月比+12.2%増、前年同月比+42.4%増の413件で、うち会社が387件、営業所が19件、...

ベトナムとクウェート、戦略的パートナーシップに関係格上げ (19日)

 ファム・ミン・チン首相は訪問先のクウェートで17日、同国のアフマド・アブドゥッラー首相と会談した。双方はこの席で、両国関係を戦略的パートナーシップに格上げすることで一致した。  両首相は、両国関...

タイグエン省など5省、新人民委主席が就任 (19日)

 各地方自治体での人事異動により、◇東北部地方タイグエン省、◇北中部地方ハティン省、◇南部地方タイニン省、◇南部メコンデルタ地方ビンロン省、◇同ドンタップ省の人民委員会主席が交代となった。  新主席に...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved