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5月末にベトナム国内の新型コロナウイルス感染者4人からデルタ株(インド型)「B.1.617.2」とアルファ株(英国型)「B.1.1.7」の両方の遺伝子変異体を持った「ハイブリッド変異株」が発見されたと報じられた件で、世界保健機関(WHO)ベトナム事務所の代表は「ハイブリッド変異株」ではなく、デルタ株に属する変異株だとの見解を示した。
 同事務所代表のパク・キドン氏は、「WHOの定義に従えば現時点でベトナムに新たなハイブリッド変異株は存在しない。新たに発見された変異株はインドで初めて確認された『デルタ株』に属するが、いくつかの突然変異を経ており、さらなる研究が必要だ。今後数週間は様子を見る」とコメントした。
 これに先立つ5月29日、グエン・タイン・ロン保健相と中央衛生疫学研究所は、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者32人のサンプルを対象に実施した新型コロナウイルスに関する遺伝子配列解析の結果、4人からデルタ株とアルファ株の両方の遺伝子変異体を持ったハイブリッド変異株が発見されたと明らかにしていた。
 なお、WHOは5月31日、変異株の名称について、最初に確認された国名ではなく、ギリシャ文字のアルファベットを使うことを発表した。これにより、インド型「B.1.617.2」は「デルタ株」、英国型「B.1.1.7」は「アルファ株」と呼称されることになった。
・ 新型コロナ:ベトナム国内でインド型と英国型のハイブリッド変異株を発見 (2021/05/30)

                                                
                                                 
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